無灯火やめましょう


【夜間の無灯火】 5万円以下の罰金


友達の知り合いがカナダに行くということで、送別会をかねて友人の家で飲み会をしてきた帰り。今日の日記のネタはカナダに行く人の話しを書こうと思って、下みたいなことを考えていた。


その人は僕から見ればかなり「できる人」で、まず話が面白い。基本的に僕の頭の中では面白い話が出来る人はすごい人。話が長いんだけど、要所要所に笑いのつぼを持ってきて聞いてて全然飽きないし、そういうネタがいくつでも出てくる。そういう構成ができる人ってただ単なる「面白い人」じゃなくて、話の構成力とかが人(自分)とは違うんだろうなって思う。


他にも、その人が就職面接のときに使ったというプレゼンを見せてもらった(本人曰く僕たちが就職するときの参考になるだろうと)。その内容はちょっと書けないけど、こじつけが多分に入っているようで、最終的には「これこれこーだからここの会社に入りたいんです」っていう結論が深みのあるメッセージとともに伝わってきた。こじつけって言っちゃえばあんまり良くない感じだけど、こじつけるにはそれなりの発想力と連想力(?)が必要だよね。そこでそれを引っ張ってくるかっ?!っていうぐらいのものを引っ張ってくると案外印象的なのかもしれない。


とりあえず僕の憧れの人ベスト10には入るだろうなって人っす。
なんてことを考えながら、自宅に着く20m前。


『そこの自転車っ、止まりなさい!』


はぅ��
全然気づかなかったけど、パトカーが目の前に。(自分もすぐ止まります)
はい、どっから見ても無灯火です。


しかし・・・


こんなところ(自宅が目と鼻の先)でこんな時(ワインをしこたま飲んでます)に止められるとは。呼吸検査とかされたらやばいぞっ。とりあえず、飲んでいる風に見えないようにはきはきしゃべっておこうと心の中で確認しておく。


警察官が一人来て、
『身分証明するもの出して』
「はい」(おずおずと免許証出します)


『家はどこ?』
「あ、そこです。見えてます。」(orz)


『ふーん、(大学名)の学生ね。』
あれ?なんで免許証で大学がばれるんだ?
・・・前の住所に大学の寮の名前が書いてあったのだ。


『バイトの帰り?』
「いえ、友達の家からの帰りです」


そして、なぜかぞろぞろとさらに2人の警察官が登場。
しっかし、ガタイのいいこと。っていうか無灯火でそんなに来なくていいです(;;


防犯登録番号とか車体番号とか調べて、連絡を取って確認している様子。


無線(?)を持っている警察官
『はい、防犯番号が−−−−−です。
・・・・・・・・え?載ってない?』


は?ないってなによ?
こちとらちゃんとした店で買ってますが!
と思ったけど、そこはなにも突っ込まれなかった。


次に車体番号とやらを調べ始める警察官
『車体番号無いねー。ここの下にあるのかな』
(警察官は自転車の下を照らしたり、ハンドルのところを見たり)


なんとなく不安になってくる自分は
「車体番号って無いとなんか問題あるんですか?」
すると、即答で
『いや、別に問題ないよ』


ないんかいっ!?


そして、今度は鍵とかスタンドを調べてくる。
『スタンド無いの?』
「はい。」(ロードバイクです)
『自転車部?』
「いいえ。」


そんな他愛もない話を繰り広げながら、
内心は飲んでいるということがばれないかと必死です。


道交法が改正されて

酒酔い運転:3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

自転車に適用されるのか知らないけど、こんなんで免停とか免許取り消しとかならないよね。とかもうドキドキです。


『電話は携帯?』
「はい。」
『それじゃ、番号教えて』
「−−−−−です。」
なんかしっかり、名前と番号メモってますね。
何に使うんでしょう?


とりあえず酒を飲んでいたことはばれなさそうだ。
(飲んでも顔に出ないタイプ。ってかばれたら本当にどうなるんだろ・・・)


次に心配なのは罰金

無灯火:5万円以下の罰金

とりあえず、金額は覚えていなかったけど罰金の存在は知っていたので、こんなあからさまに無灯火してたらさすがに罰金取られるのかな?と思っていたけど、


『ライトは百均とかでも売っているからちゃんと付けてね』
と警告のみで去っていった。


もしかして、あとで電話かかってきて罰金警察署に払いに来いとか?
みょーに不安ごとが増えてしまった。


とりあえず、ライトは明日買ってこよう・・・。