20秒検索
紫式部が就いたことのある職業は次のうちどれ?
- 料理人
- 家庭教師
- 書記官
- 陰陽師
答えを知らない人は20秒の制限時間で検索してみてはいかが?
上の問題はクリズミリオネアで北村弁護士がトライしていた問題です。テレフォンを使ったのですが、問題を考えているうちに時間がきて結局何の役にもたたずに終わってしまうというよくあるパターンでした。それで気になったのは構えていた家族のほうでノートパソコンを用意していたこと。ちなみに、その前の大黒選手がテレフォンしたときもノートパソコンがありましたね。(結局間違えていましたが)
ノートパソコンでネットにつなげるんだったらすぐ答えなんて見つけられるんじゃないの?と以前から思っていた僕は早速試してみました。
問題を聞くまでに10秒かかるとして、果たして
まったく知らない問題の回答を20秒で見つけることはできるのか。
結果:
失敗orz
考察:
20秒では1回の検索で検索結果を一読するだけで終わってしまう。
しかも、ここでは問題を聞いてからもっとも重要な検索にかけるフレーズを考える時間も必要。とりあえず5秒程度でキーワードを考えるとしたらこれ以外ないだろうという単純なフレーズ。
「紫式部 職業」
で検索してみたが、答えは見つからずすぐに20秒経って終了。一般的な検索では一度キーワードを入れたら、初めのページに出てきたリストは最低でもチェックしているが、この場合はそんなことをする時間さえもない。一発でヒットするキーワードを考え出さなくてはいけない。しかし、出題側は問題文にあるキーワードで検索してもすぐにヒットしないことをあらかじめ確認しているのだろうか。
ちなみに正解であるキーワードを入れて「紫式部 家庭教師」で検索すると、一発で答えであることが確認できるページの概要がトップに出てくる。これはつまり4人で4台のノートパソコンを用意して一斉に4種類の回答リストを入れて検索すればよいということだろうか。駅伝のタスキの問題もこの方法で一発で回答を見つけることができる。
まあ、当たり前といえば当たり前かもしれない。答えは必ず4つの中にあるのだから正解のキーワードをセットにしてやれば答えは見つかる。しかし、一般的に検索するときは回答となるキーワードを知らないためそのような検索はしない。ミリオネアの場合は意識して検索方法を変えないとだめなのである。
でも、この方法では明治18年当時の伊藤博文の初任給を現在の金額に換算すると4億4500万円であることは見つからなかったorz
ミリオネアのテレフォン係の人は頑張ろう!