編集距離万歳

そして今日めでたくゼミの発表が終了しました。


先生からは「いや、もうしびれた」との感想をいただいたので、なんとか評価が地の底を這いずり回るのは避けられたらしいです。他の研究室と合同でやっているので別の教授からの質問も受けるのですが、ここでむつかしい質問をしてきた先生を丸め込めたのが良かったのかも。備えあれば憂いなしですね。


ゼミの発表って過去の研究論文を読んで内容を紹介することなのですが、調べれば調べるほどいろんな(自分にとっての)新事実が発見できるので結構面白かったです。今回の論文ではそもそも「編集距離」という概念すら知りませんでしたし、レーベンシュタイン距離で簡単にタイピングの遅延評価ができることもわかりました。和文入力の際の評価は前にすっごい悩んだので、今回の発表で使った図を使って説明する記事でも載せたいなー。


あと、普段なにげなく使っているO(ビッグオー)表記とΩ(ビッグオメガ)表記の違いとかもわかったことに満足。O表記ってのはクイックソートの計算時間はO(nlogn)と書いたりするアレです。あとは近似アルゴリズムの解析で近似率の上限と下限っていう概念があることも知りました。やっぱり自分で証明を行うといろいろわかりますね。


あとは初めて使ったLaTeXがとても面白いこともわかりました。
もうワードなんか使ってられないかもしれません(笑)