Revolution OS
- 出版社/メーカー: ナウオンメディア
- 発売日: 2003/08/22
- メディア: DVD
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Amazonでの内容紹介
マイクロソフト社などのソースコード未公開のソフトウェア開発に対し、GNU/リナックスとオープンソース運動を始めたハッカーたちの内幕を描くドキュメンタリー作品。いかにしてGNU/リナックスは、マイクロソフト社に対抗する強力な存在になったのか!?
出演者はこんな感じ
ライナス・トーバルズ、リチャード・ストールマン、エリック・レイモンド、ブルース・ベレンズ、ブライアン・ベーレンドルフ、ラリー・オーガスティン ほか
非常に興味深い内容だったので早速見てみました。エリック・レイモンドによる「伽藍とバザール」は以前読んだことがありますが、これが生まれる経緯も含めてオープンソースという潮流がどういう経緯で発生していったのかよくわかります。
情報セキュリティ講座でオープンソースについては軽く触れていたこともありますが、どんな人たちがどういう思いでオープンソースに取り組んでいるのか気になる人は見てみるといいかもしれません。ちなみにCM含めて2時間弱ですので相当暇な人にだけお勧めしておきます。
最後の歌はいらないと思いましたが、感想を書くとするならストールマンとトーバルズの思想の違いが明確に違うことを改めて認識させてくれる気がします。言うなればストールマンはオープンソース原理主義者*1といった感じを受けました。
ちなみに「伽藍とバザール」という論文は以下のサイトで読むことができます。
http://cruel.org/freeware/cathedral.html
*1:イスラム原理主義からパクってみたのですが、本当にこういう単語があるんですね。