キラークイーン

yさん宅にお邪魔したときに借りてきたキラークイーンをプレイ。
Killer Queen (FLAT)

北都南さんのロリボイス最高!エピソード2は本当に優希とにゃんにゃんするだけの話だった気がするけど、それでもいいと思ってしまうからすごい。


ゲーム内容は映画(小説)のバトルロワイアルの屋内版。でも、密閉された室内、第三者からの監視、ときたま現れるトラップという点からどうもこの前見た映画のCUBEを連想してしまう。ただし、本作品はそのどちらにも近いようで似ていない。どこが違うかというとプレイ(鑑賞)している最中の緊張感や焦燥感がほとんど無かったこと。


全体的に背景イラストが明るかったせいもあるかもしれないが、個人的には主人公と二人のヒロイン以外の心情とか過去の描写がほとんどなかったからっていうのが大きい気がする。今回の主人公の場合は他人を守ることを至上命題としてこのゲームに参加しているわけだから、味方の危機は自分の危機よりも重大な局面である。


そんな主人公に感情移入してプレイしている自分としては、普通味方になって一緒に行動をともにしてきた仲間が殺されたら「えっそんな?!どうして?!」と思いたいところだが、例えばEpisode2で葉月や高山が殺されたときに思ったことは「あーそろそろ終盤か」である。いまいちノってプレイすることができなかった。たまに視点が切り替わるのがせめてもの幸いか、でもたまに入るナレーションはいらない子だった・・。


それと、細かいところだけど解除条件やルールがあいまいなのもちょっと気に食わない。「3名以上の殺害」とか何をもって自分が殺害したと定義するのかとか、「プレイヤー全員との遭遇」の「遭遇」ってどんなことなの?とか中途半端な書き方がちょっと嫌。この強制参加のゲーム自体が第三者による理不尽なゲームなのだから別にいいじゃないかという気もするのだが、ゲームの賭けに興ずる輩がいるという点から考えると理不尽な判定による首輪爆発の死は興ざめではないだろうかと思うのである。


と、話に関していろいろ文句を書いてみる。
それ以外の点ではOPとEDが良かったかな。
唄もよかったし動画も結構かっこよかった。


さいごに。


麗佳ルートはなぜないのっ!?


パッケージ絵と裏面の絵でめがっさ期待してたのに…ひどいや。