世界一透明なメープルシロップ

昨日帰宅してからのこと。疲れて寝ると書いたものの、さすがにスーツぐらいはちゃんとかけておこうと思ってスーツケースを開ける。アメリカではスーツケースに鍵をかけていると壊される恐れがあるとのことで、鍵をかけず簡単に外せるベルトでしばってただけで心配だったけど大丈夫だった。


で。これが自分へのおみやげのメープルシロップね。スイーツ。

メープルシロップには採る時期によっていくつか等級があって、以下のように等級によって透明度(シロップの濃密さ)が違うみたい。

  • エキストラライト:透明度は75%以上
  • No.1ライト:透明度が60.5〜75%
  • No.1ミディアム:透明度が44〜60.5%
  • No.2アンバー:透明度が27%〜44%
  • No.3ダーク:透明度が27%以下

僕が買ってきたのはおそろしく透明で背景の色まですっきりはっきり見えてるね。これぞエキストラライトのさらに上を行く高級メープルシロップの証!むしろ樹液そのままじゃね?メープルシロップとは→「…この樹液をサップといい、無色、透明で全体の約97.5%は水、残りの大半が蔗糖で構成されている。」










……ねーよ(中身的な意味で


赤丸で囲ってる部分が欠けてるのがわかるだろうか。そう。100mlしか入ってない貴重なメープルシロップはすべてスーツケースの中にだだ漏れてしまった。もういろんな意味でorzってレベルじゃねー。


事の顛末は下の通り。

ケースを開けてスーツを取り荷物を出していくと、なにやらぬるっとした感触が手に付いた。バッグを裏返してよく見るときらりと光る一筋の液体。そしてほのかに香る甘いにおい。

これはまさかっ!
バババッとおみやげ袋を見るとそれはもう見事にべっとり。


メープルシロップを失った精神的な喪失感も大きいがそれ以上にスーツケースや服の汚れが激しい。特にスーツケースは布張りで汚れを取るのがかなり大変。服はすぐに洗濯して、スーツケースは1時間以上かけてごしごしごしごしとぬれ雑巾でこすりまくったけど微妙に甘い香りが残る。

メープルシロップそのものは早朝の空港で買ったもので、あせあせと荷物を突っ込んでいたのと、普段割れ物なぞ買わない性分もあってタオルでくるんでおくという極めて基本的な割れ物対策をしていなかったのが原因。なんてお馬鹿さんだorz


やれやれ。