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勉強する理由

昨日買った本はこちら。
心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎 (サイエンス・アイ新書 31)
わりといまさらな感じはしますが読んでおくべきだろうなと思って購入しました。もっとお堅いのかと思ってたら文字が大きく行間が広く取られていて、読みやすく書かれてそうな感じがします。
これならわかる工学部で学ぶ数学
id:keraさんが紹介されていたのを衝動買いしてみましたw「常微分方程式」?「ベクトル解析」?何それおいしいの?っていうレベルですが、一応工学部を出た人間としてはさわりだけでも把握しておきたいという気持ちで買いました。こんな本が読めるのはきっと今のうち・・・。


あと、ついでに読んでる最中の本。
デザインパターンとともに学ぶオブジェクト指向のこころ (Software patterns series)
今じっくり読んでいるところですが、ようやくオブジェクト指向ってのがどっちを向いてるのかわかってきた気がします。デザインパターンをただ表面的にソースで紹介するのではなく、それぞれの根底にある思想やそれを使った設計の方法まで説明しているので「使える」デザインパターンが身につくと思います。結城さんの「デザインパターン入門」はどちらかというとクラス図やそのパターンを使ったソースを羅列している感じなので、そっちを見て概要を掴んでからさらに深く理解したいってときに読むといいかもしれません。

瀬名秀明ロボット学論集
相変わらず濃ゆい本です。これまでに瀬名さんがやってきた講演やロボット関連書籍で執筆した内容がこれでもかというくらいの密度で詰まっています。SF作家だけあってSFとロボットとの関係がきわめて詳細に書かれているのですが、正直ついて行けない部分が多々ありますwもちろんSFだけではなくロボットと知能、ロボットと社会、ロボットと人間性といったいろんな関係性からロボットを捉えています。
どの話題にしても「答え」が載っているわけではないので消化不良気味な感じはしますが、逆にこれからもずっと考えていかないといけない、挑戦していかなければならない課題だと思うとわくわくしながら読むことができます。

First Step マクロ経済学 (有斐閣ブックス)
大学生だったら経済学くらい知っといた方がいいよなー、程度に考えて今期の授業でマクロ経済学を受けてみたのですが、なにやら学部時代に経済学の基礎を学んでいることを前提にしているみたいで全然わからなかったため古本屋で買ってみました。
内容は・・・まぁこんなもんなんでしょう。

授業に学び授業を創る教育心理学
PC講座とか学習心理学の授業で興味を持ったので一緒に古本屋で購入しました。実際の授業例や教育効果の分析方法なんかも載っていて面白いです。


あらためて見ると趣味で読んでいるというには嫌みくさいくらい「〜学」という名前がついたお堅い本ばかり並んでます。わざわざなんでこんな本を読んでるかと言えば、時間に余裕があるからってのもありますが、やっぱり人を理解したいっていう欲求が根本にあるんだと思います。「神様のパズル*1で鳩村先生がこんなことを言っています。

"自分とは何か"―――。(中略)自分の今抱えている問題を解決したいために、自分を取り巻く宇宙のことを調べているわけ。

なるほど、物理的に見れば人間は原子で構成されているし、それがなぜこのように構成されたかは宇宙がどうあるかとも大きく関係しているでしょう。これを見たとき、ああ、すべての学問は自分を理解するために存在するんだなと思うと同時に、いろんな学問に対する興味が一気に広がりました。
先ほどのロボット学なんかは特に顕著で、知能を持つロボットを実現する過程で人間の知能を理解しなければならないし*2、知能の発達を調べるためにロボットでシミュレーションをやっていたりします。文学や音楽にしても人の体や心が作り出すものである以上、その産物を知ることでブラックボックスである人間を知ることにつながるのは間違いありません。
自然科学・社会科学・人文科学はどれも突き詰めれば人間を、そして自分自身を理解するための学問と捉えると少し勉強に対する考え方も変わる気がします。

*1:ちなみにこの本は前半は面白く読めたのですが、後半のゼミ生の穂積に対する行動があまりに低俗すぎて気分悪くなりました

*2:必ずしも「知能」の中身が人間と同じである必要は無いと思いますが、すでに「知能」を持っている存在がある以上、それを模倣するのが一番確実で手っ取り早いでしょう