配列習得のtomo1.0.0(旧ワードジェネレータ)公開

タッチタイピングを短時間で効率よく習得するための単語選択ソフトを公開しました。旧ワードジェネレータあらため、配列習得のtomoという名前になりました。

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配列習得のtomoのダウンロード
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配列習得のtomo(辞書ファイルなし)のダウンロード
動作環境
Windows 2000/XP/Vista/7
実行に必要なもの
Visual C++ 2008 再頒布パッケージ

起動できない場合は以下のURLからダウンロードしてください。
Download: Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) - Microsoft Download Center - Download Details

動作イメージ


辞書ファイルから1行ずつ取り出し、タブやコンマなどのセパレータで分割して、ひらがなや漢字かな交じり文字に対してkana_filter, roman_filter, view_filterの条件で絞り込んだ結果を出力します。
辞書ファイルのフォーマットはそれなりに、出力のフォーマットはかなり柔軟に設定ファイルで指定することができます。辞書ファイルはデフォルトで10万語以上の単語が登録されているmecab-ipadicを同梱しているのですぐに利用することができます。

詳しい利用方法についてはreadme.txtをごらんください。

前回からの変更点

  • かな文字に対する条件指定しかできなかったのを、ローマ字による条件指定、漢字かな交じり文字への指定ができるようになりました
  • 出力テンプレートでWethaerTyping, 打鍵トレーナー, 八重タイピングに対応しました
  • ニコニコ大百科IME辞書の設定を追加しました(辞書は別途ダウンロードしてください)
  • 複数パターンの一括生成に対応しました(同梱azik_word_set.yml)
  • 文字列の長さによる絞り込みができるようになりました
  • 必須の文字列、含んではいけない文字列を同時に指定できるようになりました

ニコニコ大百科IME辞書が面白そうだなと思って使ってみたところ、20〜30文字の長い文字列が大量に出てきたので文字列の長さによる絞り込みも追加しました。配列習得の初期段階では長すぎる文字は苦痛なので、5〜7文字くらいまでの長さの単語を取ってくるのが良いと思います。

用途

  • 名前のとおり新しい配列を習得するため
  • 打鍵トレーナーの単語セット作成(打ちやすい単語・打ちにくい単語など)
  • 最適化練習のための単語抽出
  • テキスト整形

などなど


個人的には簡単なテスト - tomoemonの日記でやったような入力開始までのレイテンシが表示文字列によってどれくらい変わってくるかをあらためて試してみたいですね。ローマ字読みじゃない人は文字の長さや先頭文字の種類(漢字、ひらがな、カタカナ、英字)を変えたときに変わってくると思ってます。八重タイピングを使えば手っ取り早くできるんじゃないかと。

その他

設定ファイルの中身なんか一般人に使わせる気ねーだろって感じの面倒くささですが、一般人はこんなの使わないだろうという甘えでこのまま公開します。分かりづらいとは思いますが、やりたいことを実現できる範囲で余計な設定とかはできるだけ省いて、少なくとも自己満足できるレベルにはなりましたw
設定ファイルに説明を一緒に書いちゃうのは悪いくせなので、ヘルプは後で別につけようと思います。
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