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社説論戦

日記

ここ数ヶ月、通勤中に「社説リーダー」という Android アプリで主要紙+α*1の社説やらコラムを読んでいます。

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(タダ乗りアプリとして権利的にどうなのかという疑問は残しつつも)このアプリ自体は非常に出来がよく、毎朝9時など決まった時間に指定した新聞の記事を取得しておき、後はオフラインでも読むことができるという、シンプルながらも基本的な要求をしっかり満たしています。

紙の新聞などしばらく読んでいない僕は、世間のニュースを知るソースはほぼほぼYahoo!トピックスと2chまとめ系サイト、はてなブックマークだけなのですが、社説を読むことで「一般人」向けのアンテナがほんの少し広がった感じがします。

ここ最近の社説は「党首討論」「北朝鮮ミサイル」「経団連の倫理憲章」「0増5減」「教育改革」などいろいろありますが、おそらく社説を読まなければ知る機会がなかったことも多く、このアプリには感謝しています。

さて、今日久しぶりにブログを書こうと思ったのは、ここ数日の「靖国参拝」で 産経新聞朝日新聞 の主張の対立っぷりが非常に明確で面白かったからです。靖国参拝の朝日の記事については、2chまとめでも取り上げられるだろうなと思いましたが、案の定各所で取り上げられていました。

朝日新聞(4/23) 靖国問題-なぜ火種をまくのか

近隣諸国との関係改善が必要なときに、安倍政権はいったい何をしているのか。

産経新聞(4/23) 靖国と韓国 外省の訪日中止は残念だ

外相の訪日中止は、首相の真榊奉納などに対する抗議の意思表示とみられる。極めて残念で大人げない韓国の対応である。

明確に朝日新聞は安倍政権を批判し、産経新聞は韓国の対応を批判しています。昨日の社説だけでは飽きたらず、

朝日新聞(4/24) 靖国問題-政治家は大局観を持て

日本はいったい、何を考えているのか。この国の為政者全体の国際感覚が、そう疑われても仕方がない。

と、国会議員が大挙して靖国神社を参拝した件を非難したかと思えば、

産経新聞(4/24) 産経抄*2

今、繁栄を享受している日本のリーダーが靖国神社を参拝、英霊たちに感謝するのは当然のことだ。(中略)例によってマスコミの多くは日中、日韓外交が悪化すると憂える。参拝を「無神経」などと批判している。

産経新聞は名指しはせずとも朝日新聞の主張を批判する論調です。僕自身はこの件について語れるほどの歴史認識がないので、なんとも言えませんが、これだけはっきり論調がわかれているのに、それぞれを単独で読んでみれば論理の組立にはさほどの違和感は感じないというのが面白いです。あらかじめ決められた結論を導くために異なる切り口からそれぞれの事実を語るさまは、主観的見解を客観的事実と見せかけるような印象操作とも取れる(としか言えない)のですが、各社の主張がまざまざと見せつけられる記事はまさに「社説」であると言えます。

ちなみに、読売新聞とか毎日新聞は両者の中間的な立ち位置の文章書いてますね。 それと、毎日新聞の社説と余録を読んでると毎パソで「あ!これ社説リーダーで読んだやつだ!」って言えます。オススメ!

*1:日経、朝日、毎日、読売、産経、……

*2:産経新聞のコラム