吹奏楽

今週の日曜日、うちの大学の吹奏楽部の定期演奏会があったのでふらっと行ってみた。これまでにも見る機会はいろいろあったのだが、気づくと終わっているというパターン。


ちなみに、僕の頭の中にある「定期演奏会」のイメージ(高校のときの定演)
・前半ではひたすらマジメに、その年のコンクールの課題曲や自由曲といったお堅い曲
・後半は・・・はじけるっ弾けまくる!劇を交えつつ、お客さんに楽しんでもらい、感動してもらえるように頑張る。(演奏より劇のほうが厳しかったw)
・そして、なんといっても年一回の大イベント
他の高校、といっても一つ(?)しか知らないけど、そこも同じような構成だった。


というわけで、大学の「定期演奏会」は初めてだったので楽しみにしてホールへ突入。
おおっ!なんかいきなり入り口でアンサンブルしてる・・・が無視して席へ。


・・・そして2時間経過。


あぁ・・・、なんだかなぁ・・・。


はっきり言ってあんまり満足できず。
スタイルは↑で書いたような感じだった。交響楽みたいにひたすらクラシックな曲ばっかりやるわけじゃなく、後半はいろいろ演出したりして楽しい曲も演奏してました。
演奏の良し悪しなんて大して分からない僕が一番思ったことは、前に出てくるソロがミスしすぎ、とかじゃなくて彼らがどういう演奏会を作りたいのかつかめなかったことだ。


後半で楽しい曲を演奏した目的は、お客さんに知っている曲・明るい曲で楽しんでもらうため、会場の雰囲気を盛り上げるため、でしょう。なのにどうして彼らはむすっとした顔で演奏していたのだろうか。最後の最後、アンコール曲を全員立って演奏してるときも無表情。なんだか肩すかしを食らった気分。


定期演奏会が終わってもなんの感慨もないのだろうか?
結局それほど大事なことでもないのか?


ステージに上がっている奏者はプレーヤーであり、かつエンターテイナーだ。しかも、今回の場合はお客さんに楽しんでもらおうという意図は感じられるのに、うわべだけという感じだった。そしてなにより、お客さんに楽しんでもらおうという雰囲気が感じ取れなかった。


と、久々に聞きに行った吹奏楽のコンサートがあまり釈然としないものだったので、好き放題書かせてもらいました。でも、なんだかんだ言って演奏聞くと、楽器に触りたくなってくるし、また吹奏楽をやりたいな。って激しく思う。そして、楽器を買いたいと思う今日この頃、買っても練習しなくなる自分が怖いのでいつまで経っても買えない僕がいる。