実験してみませう

なに自惚れたこと言ってんだという感じだけど、飛鳥配列に関して費用対効果を自分が示すことに意味はないんだろうなということ。約3週間1日30分の練習で300打/分になれますと言ってもそれが飛鳥習得の標準タイムではないだろう。そして、ここが辛いところでもある。いくばくかの人間が習得したとしてもそれが平均的なタイムなのかどうか、それぞれのバックボーンが違うわけだから比較できない。


各配列の平均的な習得時間を示すには(それが打ちやすさだったとしても)、結局Rayさんがおっしゃるようにまっさらな(何も習得していない)人にやってもらうしかない。

どの入力法も染みついていない全く入力経験のない子供(や大人)で、大規模に実験すれば 「誰にも一番打ち易い」入力法が見つかるのではないかと思うのです。

と、実験の必要性を説いている。実際にその実験の実現方法を考えたりしないのだろうか?とりあえず、一番打ちやすい方法を見つけることはUジローさんが否定されているが、実験そのものは客観的なデータを集めることができる絶好の機会。それに大規模な実験と言っても、1万人を対象にするなんてことはありえない。多くてもせいぜい数百人だろう。いや、100人でも50人でも実際に試してみれば十分成果を出せるはず。


そして、上で書いた程度の人数ならよくポストに入っている「広報」なんかの宣伝で集めることができるのではないだろうか。ああいうものにはよくなんたら教室の広告がたくさん載っている。下みたいな文章を載せて人を集めるのである。

子どもの頃から練習しないとタッチタイピングは習得できないのでは?という印象が強いタイピング。いいえ、そんなことはありません。打ちたい・覚えたいという気持ちがあれば、始める時期に早い遅いは関係ありません!実際に多くの人が大人になってからタイピングをスタートし習得しています。・・・。

参加費無料だったらそこそこ集まるんじゃないだろうか。いや、むしろ金を取っても来るんじゃなかろうか。もちろん、人を集めるのは簡単じゃないし、集まったとしても場所の確保、講師等をやる時間を確保できるのかという問題もある、教えるのも大変。でも、やるだけの意味はあるだろう。


一回の実験で例えば飛鳥配列についてのデータを集める。次は月配列というようにどんどん続けていく。データを集めた上で研究論文にでもなんにでもして提出する方が雑誌やニュースに近づくんじゃないだろうか(どこに出すかとかどう出すかとかは全然わからないけど)


と、実験の具体化について考えてみたけど、実験そのものについての検討がもっと必要。どのような計画で習得させて、どのようなデータを集めるのか。データをどのように分析するのか。とても簡単そうなことではないけど、雑誌に載せてもらうことを夢見てブログを書くだけよりはずいぶん現実的だと思うのだ。


自分が甘いことを言っているのもわかるし、面白そうだからやってみよう!と簡単にできることでもない。しかし、あれだけ精力的な人が解決案を自ら提示しながらそれについて考えていないのはなんとも不思議でたまらない。





久しぶりに配列関係のブログを一通り見ましたけど、RayさんとUジローさんのブログは見てて楽しいですね。そっくり2時間近く取られました(笑)


あ、そうだ。初めは違う話を書こうと思ったんだΣ(゜Д゜)ガーン
飛鳥配列を練習されていたqua_rkさんのシフトミスについて。明日書こうっと。