2005 PCカンファレンス


今年は新潟で開催されるようですけど、行こうと目論んでいる方はいらっしゃいますかね?うちのPC講座では小・中・高の情報教育の現状を確認するために昨年から参加していますが、なかなか面白いですよ。


各分科会では主に中・高校の先生や大学の教授が実際に行っている「情報」に関する教育とこれまでの実践で得られた結果を発表します。非常に具体的な内容に踏み込んでいる発表もあれば、大学側の視点から中高での情報教育がどの程度浸透しているかといった発表もありました。


しかし、残念ながら昨年と同様に今年も日本語入力方式に関する発表はないようです。ここらへんがささもとさんのおっしゃるような「かな入力だローマ字入力だ、というのは目先の些細な問題の1つでしかない」、「(入力方式に関して)きちんとした指導のできる識者がいるわけではない」を表しているのかもしれませんね。
パソコンを取り巻く教育環境と対人スキル。(ローマ字打ちvsカナ打ち。続き。) : パソコントラブル出張修理・サポート日記


去年は確か「情報」の授業の具体的な内容を示している先生もたくさんいて、キーボード入力にこれくらい時間を割いてローマ字入力をやる。といった発表もありましたが、それ以上の入力方式に関する話は聞けませんでしたね。


去年参加した感想を言えば、情報教育の目下の課題は小・中・高・大の連携が難しいことでしょうか。結局やっているところはやっているし、やっていないところはやっていません。PCカンファレンスにわざわざ発表に来るような先生がいる学校は盛んに行われています。


高校の教育指導要綱に「情報」が入ることである程度その格差は是正はされるかもしれませんが、進学校では端折られることもあるそうです(いいんでしょうかね?)。まぁ、そのしわ寄せが大学に来て我々PC講座の存在意義になるわけですけど(笑)


そのような問題を考えれば、確かに入力方式なんて瑣末な問題な気がしますが、だからと言って誰もその点について言及しないのも不思議です。多くの人が問題と感じていないのか、伝えたい内容の優先順位から下に位置するのか・・。


ああ!すごい行きたくなってきました!なんで今年のカンファレンスに参加するって言わなかったんだろう。いや、テストがあるからなんですけど、日記書いていたら非常に参加したくなってきました。


というわけで、誰か行きませんか?(笑
あ、応募締め切りとかあったっけな。
→ちょっと費用が増えますが大丈夫でした


そして、来年は日本語入力に関する発表とかしてみませんか?