今日はNHKが面白い

NHKでやっていた「秋葉原・年の瀬の物語」が面白かったので感想を書いていたのですが、「戻る」ボタンによって誤って消滅。長い文章書いているときに限ってこれですか・゚・(つД`)・゚・


番組では5人の登場人物の秋葉原での1日を取材していました。

  • 美少女キャラクターオタク
    • 非常にわかりやすいオタク。食費を削って購入したフィギュアなどのグッズでぎっしり。オタクになったきっかけは、家族関係に悩んで修道院に入ったものの高校のときに将来の希望をなくして、悩んだときに出会った1枚の画(あれなんてエロゲ?)
    • 「自分が救われたように他の人の支えになるものを作りたい」
  • オーバークロッカー
    • オーバークロックの世界記録保持者と紹介。冷却に液体窒素を用いていたのは圧巻。なんと7GHzも出せるらしいですが、どれくらい持続できるのかは不明。自称マニアで、オタクとはちょっと違うらしい。
    • 「一緒に競争しあえる仲間がいるから無意味なことにも取り組める」
  • ひぐらしの作者
    • 一人だけなぜか意味合いが強い存在。弟がゲームプログラム、父親が流通や資料収集、母親がユーザの意見収集と家族ぐるみで開発・販売しているのには驚いた。
    • 「話題を提供できるゲームを作りたい」
  • メイド喫茶の店員
    • 人気メイドカフェで働く法学部な大学生。高校生のときから人に話しかけるのが苦手で友達が作れなかったが、あるきっかけで来店したメイド喫茶で出会ったフレンドリーなメイドさんとお客さんに惹かれてメイド喫茶に勤める。
    • 「誇りを持って仕事を続けたい」
  • 電子部品屋
    • 2畳程度のスペースで電球や抵抗などの部品を売る。こんなところではお客は来ないんじゃないかと思ったが、さすがに秋葉原。おじいさんから子供、さらに家族連れまでやってきて部品を購入していた。
    • 「電子部品屋は秋葉原の原点」


秋葉原に行ったのは中学校のときの1回こっきりなので、すでに僕の中の秋葉原イメージはエロゲを売ってるアニメショップ、メイド喫茶で6割ぐらい占められていたのでイメージが再構築されました。大通りでメイド喫茶のイベントをやっている中、ちょっとはなれた通りで町内会の餅つきをするという光景がありましたが、インタビューを受けていたおばさんはやはり迷惑そうな口ぶり。そして、あそこの子供たちはメイドやオタクを見てなにを思って育っていくのでしょう。


他にも気になったのは部品屋で、番組に出ていた店主が相当年を召していたことを考えると近接する店も同様の年代の方が多いのではないかと思います。団塊の世代云々ではありませんが、ああいうお店では今の店主がやめてしまったら店ごと消えてしまいますよね。店主も言っていたとおりあんな小さなお店で働きたいとは思いません。しかし、電気街からああいう店がどんどん消えていってしまうかと思うと寂しいですね。


アニメやゲームも「電気」街にあるから、なんとなく調和している気がしますが、それだけになってしまうとなんとも無様な気がします。