やってみよう!持ち込みカラオケ

友達から借りたSuaraのアルバムを聴きながら調べもの。やっぱり星座が良いです。しかし、この曲とちはやENDはあまり合わない気がします。トモシビのアコースティックバージョンも別に悪くはないんじゃないかな。


さて、持ち込みカラオケとはカラオケ機種に用意されていない曲を楽しむ、あるいはアニメ・ゲームなどの曲をその映像に合わせて楽しむためのものです。一般的にはカラオケで配信されるような歌詞つきの動画を作成して、ノートパソコンで再生したものをカラオケボックスにあるテレビとスピーカーに出力するというやり方が多いようです。


仕組みは簡単ですが、難関は動画の作成です。動画編集のテクニックやセンスが必要なのもそうですが、なにより1曲作るために結構な時間がかかるのは大きな問題です。大好きな曲なら頑張れるかもしれませんが、大半の曲はとりあえず歌ってみたい程度なのでできるだけ面倒なことは避けたいです。


今のところのもっとも簡単な形で持ち込みカラオケを実現できる方法としては歌詞ファイルと音楽ファイルを用いてwinamp+kraampプラグインを使ってやることでしょう。歌詞を1文字ずつワイプしながら曲を再生できるのでとりあえずのカラオケの目的は達成できそうです。フルスクリーンで静止画を表示して再生することもできるようなので、パソコンの画面が見えなくなるのも良いですね。
Winampでカラオケ!


しかし、カラオケボックスに入って「静止画」というのも違和感があります。やはり、動画を再生するというのが好ましいです。しかし、ここで用意する動画は編集した動画では「簡単に」の目的を達成できません。用意するのはどの曲でも使えそうな自然映像・抽象映像でよいのです。Google Videosなんてのもできたので動画を探すのは結構楽なんじゃないでしょうか。これに用意した歌詞ファイルのテキストを動画に焼きこんで再生すればそれっぽいカラオケの映像が完成しそうです。


ここで、歌詞ファイルを映像に焼きこむ方法が2つあって、1つはハードサブといって完全に映像に貼り付けてしまう方法。言ってみれば写真を撮ってその絵にペイントで文字を書き込むようなもので、一度書き込んだ文字は動かしたり削除したりできません。もう1つはソフトサブといってソフト的に再生する際に映像の上に文字を表示する方法。あとから簡単にテキストだけ編集したり、削除したりできます。オートシェイプのように一つ一つをオブジェクトとして管理する方法に近いかもしれません。



見てわかるとおり手軽なのはソフトサブです。ハードサブでは1つ1つ歌詞ファイルを動画ファイルに焼きこんでいく作業が必要ですが、ソフトサブでは再生ソフトが勝手にやってくれます。動画ファイルを1つだけ用意してやれば1つの動画ファイルでいくらでもそれっぽいカラオケができるというわけです。


さて、歌詞と動画を用意して合成してくれるソフトはあるかなと探してみたところBSPlayerというのが見つかりました。これはかなり嬉しいですね。というか、以下の2つのサイトで持ち込みカラオケに関してはかなりの情報を得ることができます。
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ソフトサブができるソフトは見つかりましたが、よくよく考えると音源も別に再生してくれないと曲ごとに動画と音源を合成してやる必要があるため、1つ手間がかかってしまいます。手軽さを目指すなら映像には動画ファイルを用い、音声には別の音楽ファイルを用いるというのがベストです。


管理の点を考えると歌詞ファイル、動画ファイル、音楽ファイルと3つもファイルが存在するのはかなり問題があります。しかし、今ある素材をそのまま用いてすぐにでも持ち込みカラオケを実現するためには別々であることが必要です。もちろん、一部のお気に入りの曲に関して動画を編集したければそれをそのまま普通のプレイヤーで再生すればよいだけの話です。


しかし、動画ファイルはそもそも映像と音源を両方格納できるコンテナとして存在しているので、両方を別々に再生するなんて意味のないことをしているソフトがあるとは思えません。あったとしてもさらにそれがSSA、AAS形式の字幕表示に対応している可能性は皆無でしょう。


無いなら作ろうというのが普通の流れですがなかなか大変そうです。