各大学のPC講座におけるタイピングの扱い

久しぶりにグループウェアを使って他の大学のPC講座の資料をいろいろ落としてみました。今回僕が担当したブログ講座は他の大学がやっているものとはかなり方向性が違うのですが、参考になる点はいくつかありました。


まぁ、本題はそんなとこじゃないので軽くスルー。
久しぶりにPC講座とタイピングの絡みについて。


うちの講座では基本的にタイピングは扱っていません。なぜかというと?
・・・なぜでしょうね。よくよく考えたら、なんでこんなに寂しい扱いなのかがよくわかりません。自分も疑問に思わないほど完全に忘れ去られてしまっている存在です。コンテンツ担当になるとタイピングなんて今回の講座のテーマと関係ないじゃんと考えてしまうのでしょうか。


情報教育が始まってパソコンスキルが全体的に高まってきたことから、パソコンに特化したパソコン講座から方向転換していこうという流れを考えるとこれも妥当な話なのかもしれませんが、現実問題としてタッチタイプができない受講生はたくさんいます。はじめの講座で取ったアンケートによればタッチタイプができる受講生は1割程度でしかありません。そして、かなり多くの受講生がタッチタイプの習得をパソコン講座に期待しています。


タイピングなんかより重要なものがあるでしょ。とこちらから提示するのはいいですが、それはアンケートなどから得られた受講生の要望や実用性と秤にかけた上で議論すべきであって、一方的に伝えるべきものではありません。受講生の要望には見当違いなものもありますが、パソコンスキルの基本要素とも言える「タイピング」が議論の対象にすらされずに忘れ去られているというのはなかなか不思議であります。


そんなに今の方針とぴったり一致した方向性を持っているのかな?と思いましたが、こんな話をすればきっとよってたかって僕がもっと頑張らないからだよーとか言いそうです。まぁ、そういう存在である自分を否定しませんが、もし必要だと思っていたならミーティングとかでしっかり口に出して欲しいですね。


そんなことを思ったのは回りの大学でタイピングを毎講座やっていることを知ったからです。特に福大にはアツイ人がいて、タイピングをどう教えれば効率よく習得できるかについて議論していることも発覚しました。

タイピングを講座でやっている大学

学院:Ozawa-Ken - オザワケン
弘前:美佳のタイプトレーナのホームページ
福島:オリジナル


来年は必ずうちの講座でもって思ってもまた忘れちゃうんですよね。
今回の講座のタイピングの時間もっと増やしちゃおっかな〜♪