「妹系」メイド喫茶で1時間

「妹」よりも「姉」がいいなぁと思った。

別にいきなり「妹系」に行こうと思ったわけではないのです。*1ゲーマーズに行ったときに秋葉原のMAPをいただいたので、まず手近なところで名前を聞いたことのある@ほぉ〜むカフェに行ってみることにしました。ドンキホーテ5Fに上がるとまずあったのはコスプレショップ。メイド服がいっぱい。そして女の子がいっぱい。


さて、お目当ての@ほぉ〜むカフェですが


20人くらい並んでいましたっ!!


男だけ、女だけ、カップルとかいろいろいましたが、とりあえず列が短くなるどころか長くなるばかりだったので諦めました。メイド喫茶は他にもいっぱいあるし、別に混んでいるここにこだわる必要もないですし・・・。


そして次に選んだのがMAPの裏に大きく広告が載っていた
世界唯一の系!!Pash Cafe NAGOMI


雨の中なごみに向かいます。友人との会話も少なくなくなり・・・、ぶっちゃけかなり緊張していました。メイド喫茶初体験でいきなり「妹系」ですよ?!自分の選択に混乱しつつも行くと決めたからには行きます。


そして到着したなごみ。狭い階段を上っていくとすぐに誰かにぶつかりました・・・やっぱり行列ができていたのです。もう休日のメイド喫茶はどこも混んでいるのでしょうか。今度は諦めて並びました。


一日中ぶらぶらしていたので立って待っているのはなかなかつらかったです。行こうと決断するだけでもちょっと大変ですが、そのあとも大変なのがメイド喫茶なのですね!友達とおしゃべりしながら周りのお客さんを観察してみました。


2つ前に並んでいたのが女の子二人組み。一つ前が男の人一人。後ろがカップル。出てくる人もやっぱり色々。メイド喫茶っていろいろな人が来るところなんだなーと思いつつ、出てくる人に共通していたのは


はんこが一つだけ押されたポイントカードを持って出てくること。


目的はみんな同じなんだ(笑)
さて順番が近くなってくると聞こえてくる店員さんの声。
「おかえりなさいお兄ちゃん」
「一緒のお友達は二人?」


ため口?


どうして妹系メイド喫茶だとため口になるのかちょっと不思議でしたが、同じように対応されて中へ入っていきました。中は普通の喫茶店になっていて、こぎれいにまとまっていました。それと、ため口の妹がいたんだからツンツンの妹とか、デレデレの妹とかいろいろいるのかなーと思いきや大体みんな一緒でしたね。それと「妹」さん達はみんな普通にかわいかったです。


席についてまず目に付いたのは「なごみの制服」。
値札つきでどーんと後ろの方にかざってありました。

なごみ
75300円

ちなみにこれは「妹」とのゲームに買って抽選で1等を出すともらえるらしいです。


そうこうしてるうちに「妹」がやってきました。
「なんにするー?」(メニューを出す)
「決まったら呼んでねー」

ため口なのはもう気にしないことにして、メニューを置いていったあと「にゃん♪にゃん♪にゃん♪」と口ずさみながらステップで別のお客のところへ移動していきました。にゃんにゃん言ってるよ!とか思いましたが、そんな人は普段から身の回りにいたりします(笑)


入ったのが中途半端な時間だったのでドリンクだけ頼むことにして、あとは友達とだべりながら周りのお客さんを観察していました。*2複数人で来ているのは大体ネタを楽しんでいる感じで、一人で来ている男の人は誰も彼も心の底から「妹」との交流を楽しんでいるようでした。


「妹」と遊ぶには(トランプ、UNO、オセロ等)3分で500円で予約する必要があります。どの「妹」とゲームをするかを入り口近くにあるボードに記入するとしばらく後にその「妹」がやってきてくれるみたいなのです。男の人はよく予約しに行っていましたが、待っている間(プレイしてるときは言うまでも無く)は本当に楽しそうなんですよね。見ているこっちがほころんでしまいそうなくらいニッコニコでした。


僕はへたれなのでゲームはやらなかったんですけど、メイド喫茶のアピールポイントを理解できるかどうかは、あそこでお金を払うか払わないかで決まるんでしょうね。普通にしていれば普通に喫茶店として使えるので、それはそれでいいんだと思いますけど。


まぁ、今度入るときはゲームなりなんなりしてみたいと思います。


以下なごみから出て思ったこと。
現実では「妹=ため口」というパターンは多いと思いますが、もしそれを考慮してため口にしているのであればそれはちょっと違うんじゃないかと思います。メイド喫茶はそもそも現実を写実的に表現したものではなく、非現実的な世界を現実で可能な限り表現しようとすることに楽しさがあるのではないかと思うのです。


「メイド」はそもそもにして現実で出会うことがないので自体が非現実的な存在です。そのため、それをそのまま表現するだけで良いのです。しかし、妹は現実に多く存在しています。「妹がメイド」というシチュエーションは非現実的ですが、そのシチュエーションも普通の口ぶりでは面白さが減ってしまうのではないかと・・・。


と、ここまで書いて勘違いに気づきました。
妹がいない人にしてみれば「妹がいる人の日常」というのは十分に非現実的な世界なのですね!


失礼しました>妹を望んでやまない方々

*1:といいつつ、妹萌えの人ですけど

*2:正直言って「妹」と絡む勇気とお金がありませんでした