アイボ上でzlibを動かす

アイボからネットワーク越しにリアルタイムで画像を受け取り、PCにそれを表示できるといろいろ面白いことができます。例えばアイボのカメラで受け取った映像だけを見てジョイスティックで操作してサッカーをさせれば、また小さなお友達から大きなお友達まで楽しんでもらえるかもしれません。今のところリアルタイムに画像を送るプログラムは存在しているのですが、原画像がでかすぎる(といっても300kbyte程度)せいか1,2秒に1枚程度しか送ることができません。


というわけでアイボ内で圧縮してから送らないといけないということになり、フォーマットをjpegかpngかはたまたgzipにするかというところでとりあえずzlibを入れてみることにしました。察しの良い人はすぐにわかるとおり、たとえ容量が小さくなってもアイボ内で圧縮に時間をかけすぎてしまうと元も子もないので圧縮率と圧縮速度でバランスの取れたフォーマットが必要です。


なのですが、gzipだとあんまり縮まない感じなんですよね。やはり可逆圧縮であることが要因なのでしょうか。↑であげたリアルタイムに画像を受け取って「人間が見る」だけならjpegでこと足りるのですが、受け取った画像をPC上で処理したいということになるとjpegにしてしまっては困るので、できることなら可逆圧縮が良いのです。


とりあえずzlibで圧縮をかけてみて実際にリアルタイム転送をやってみましょう。