文字列とロボット

久しぶりに研究室に行ってみたら学生は誰もいない。僕以外の面々は東京の方に出張していて、お仕事は昨日終わって今日明日は東京で遊んで帰ってくるとか。要するに僕だけ春休み欲しさに呆けていたわけです。


で、学生は誰もいなかったのですが先生は2人とも来ていました。そして、標的にされます(汗)この前の研究でやった回文検出アルゴリズムをもうひとひねりして国際学会に出そうぜと、こうおっしゃるわけです。他ではあまり類を見ないくらい目をかけてもらえるのは非常にありがたいのですが、一人でいる時に先生とこういう話をずっとしているのはなかなか緊張します・・。


結局夜の7時ぐらいまで新しい問題領域の創出とそれを解決するためのアルゴリズムの部品を教えてもらってあとは頑張れと背中を押されました。しかし、よく思うことですが教授ってすげーや。僕がうんうん悩んで説明したアルゴリズムをさくっと明快な図にして説明し直してくれるのには感動すら覚えます。


教授の肩書は伊達じゃないね。


文字列の話と一緒にロボットの話もしました。今年はまだロボカップの四足リーグ(アイボの大会ね)は行われるのですが、来年からは何の予定もありません。今後ロボットプログラミングに何らかの形で関わっていくためには代替手段を見つけることが急務だと以前から言われてきたのですが、そこにMicrosoftが一石を投じているようです。


従来ロボットのプログラム開発はハードごとに専用のプログラムを書かなければならなかったところを、共通のフレームワークに基づいて開発できるようにするためにMicrosoft Robotics Studioというフレームワークを無償提供してくれています。すでにロボカップ用のシミュレータもリリースしていて、Microsoftがロボットプログラミングの分野にかなり本腰を入れてきています。
Microsoft Robotics Developer Studio


シミュレータ使ってゲームとか作れないかな?とりあえずうちの研究室では今後これを使って行こうかという話でしたが、誰でも無料で楽しめるようなのでとりあえず動かしてみると面白いかもしれません。


Microsoft Robotics Studioメモ
これに載っているようなロボットがすべて同じプログラムで動かせるとしたら素敵な話です。まぁ、ハード構成が違うので動くプログラムをそのまま持ってくることは当然無理でしょうがフレームワークが同じだけでだいぶ違うでしょう。LEGO マインドストーム NXTってのをすでに購入済みだったりするので先生方も本気です。