「読み逃げ禁止」

とはっきり書かれると見るほうも疲れるので

べ、別にコメントが欲しいわけじゃないんだからねっ

くらいにしておいてくれると気が楽である。


それはさておき、「読み逃げ禁止」の文言はmixiモバゲータウンではそれなりに市民権を得ているんですかね?OKWaveの質問を見たときに「たしなめる様な回答が並ぶのだろう」と思いきや、ほとんどが同意の回答だったのには驚きました。一方で、Yahoo!のアンケートでは8割以上が「問題ない」としてちょっとほっとしているところです。
Yahoo!ニュース - 意識調査 - 「読み逃げ」は問題なし


他の「読み逃げ禁止」に関して言及している掲示板や記事を見ても「読み逃げは悪い」するという人はなかなか見かけません。初めはmixiのコミュニティ全体でそういう風潮があるのかと思いましたが、mixiのユーザ数が800万人以上であることを考えれば、結局ほんのごく一部のユーザが書いたことを騒ぎ立てているだけなんではないのかなと思います。


とは言っても「コメントが欲しい」(読者からの何らかの反応が欲しい)というのはネット上で何かしら(文章でも絵でも音楽でも)を公開する人にとっては当然の感情だとは思います。僕も頑張って文章を書いたときは反応があればいいなぁと期待しますし、プログラムを公開したらいろんな人から感想が欲しいとも思います。


しかし、実際はそう簡単に読者からの反応はもらえないわけです。
例えばこんな理由から読者は興味を持たないのでしょう。

  • 文章が下手 or/and 中身が無い
  • 選んだテーマが悪い(読者の期待するものを書いていない)
  • 単純に短い(突っ込みどころが無い)

頑張って書いても何も無いときはたいていこのうちのどれかなのだろうと反省材料の一つになっていくわけですが、そう考えれば無言の読者(ページビュー数が増えれば読者がいることはわかります)だって明確な意思を残してくれていると考えることもできます。特にmixiのように足跡が残ってコメントがなければ、その人にとって今日の記事は面白くなかったんだろうなということがわかるはずです。時間が無くてコメントを残せない場合もあるのかもしれませんが、結局は他の用事に比べてコメントを残すために要する時間は無駄であると判断されたわけですから同じことです。


コメントが無いことにも意味を見出すことができれば読み逃げ禁止なんていらないんじゃないのかね。とここまで書いて、普段コメントがもらってない僕がこんなこと書いてもそれはそれで痛いんじゃないかという気がしてきました。