半年振り以上の講師

たまには先輩スタッフも講師をやって2年生、3年生のお手本になってくださいと言われて講師をやることになった。まぁ、お手本になるかどうかは置いといてたまに講師をやっとかないと2年生に対する注意もできないし、「わかりやすいプレゼン」をする感覚も失われそうなのでやることにした。


事前にしっかり準備しとこうと思いつつもいつもどおり直前に3時間ほどかけてスライドをいじってストーリーの構築をしたくらい。2年生の講師役にそれほど不満はないんだけど、PowerPointのスライドにはいつも大いに不満を感じている。良くも悪くもシンプルでほとんどテキストだけの抽象的な説明のみってのはあまり好ましいものじゃない。


これはこの前の研修で4年生に注意するときも思ったことだけど、スライドのでき映えを注意するのがとても難しい。ここはもっとこういう感じのことを言おうよ、とか図を使って説明しようよとか言ってもあんまり期待したものになってこない。それ以上を求めると結局自分自身でスライドの細部まで指示しないといけないのでつい躊躇してしまう(本人のスキルアップにつながらないのではないと思って…面倒だからじゃないよっ)。


本来は気になるところはとことん注意するべきなのかもしれないけど、注意されたことを全部改善する余裕が向こうにあるかといえばたいていあんまり無さそうな雰囲気をかもし出しているので、結局いろんな理由で改善されない部分が残ったまま本番に突入ってことは最近良くある。


というわけで気合を入れたスライドを2,3年生に見せてあげよう!と思って事前準備に時間をかける予定だったんだけど、やろうと思ったらあんまりイメージわかなくてたいした改造はできなかった(汗)でも、その分本番は予定した通りネタも含めていろいろと伝えられたと思う。


PC講座のスタッフとして「口で伝えること」「スライドで伝えること」のどちらかはすごいところを受講生に見せてあげることが僕らの義務だと思うし、特にプレゼンテーションを教える講座ならなおさらだ。模擬授業とかで講師のやり方についてももっと議論できればいいんだけどねぇ。


ま、なにはともあれ久しぶりの講師は楽しかった。