Skydrive+Gladinetを使い始めたが・・・

続けてWebサービスの話。とりあえず昨日のDropboxについてはBunBackupと連携して使うことにした。同期ツールやバックアップツールは数あるが、使いやすさと設定の柔軟さはBunBackupが一番だった。本当はrsyncを使うつもりだったのだけど、なぜか上手く実行できなかった(?)

Windows Live Skydrive

ノートPCにmp3を入れておくスペースが無くて新しく使い始めたのがSkydrive。こちらは完全にオンラインのストレージなのでローカルの領域が少なくても問題ない。Dropboxの場合は「必ず」ローカルの領域も占有してしまうため、かたやデスクトップマシンで1TBの領域があるからとDropboxの共有フォルダに数十GBも突っ込もうものなら、ノートPCでDropboxを使うことなんてできやしない。だからこその2GB。ちょっと足りないかな?と思えるそのサイズだからこそ本当に必要なものだけを選別して入れておく心構えができる。そういう意味でDropboxの有料オプションには実はあまり意味がないと思っている。


大規模な容量を使おうと思うなら完全にオンラインストレージにしてしまわないとポータブルなデバイスで使い物にならない。大量のmp3を入れておくスペースがない、といったときに使いたいのがSkydriveだ。こちらはMicrosoftが提供する25GBのオンラインストレージ。Webインターフェースがいまいちでフォルダ単位のアップロードができないのだが、それを補う素晴らしいツールがある。Gladinetだ。
404 - File or directory not found.

こいつはSkydriveをネットワークドライブとしてマウントしてくれるので、エクスプローラからファイルの追加や削除が可能になる。といっても開発途上版でこちらも万全とは言い難い。例えば、150文字程度のファイル名を持つファイルを追加しようとするとプログラムが落ちてしまうし、ファイルを追加してSkydriveへのアップロードが始めても、途中でプログラムが終了すると、次に起動したときにアップロードを再開しないといった問題が見つかった。


試してみればわかるけど、ネットワークドライブへの転送はめちゃくちゃ速い。これはGladinetがローカルにProxyサーバを立てているためで、ネットワークドライブZ:\に転送するとローカルのキャッシュフォルダにいったんファイルが配置される。空いた時間で徐々にこれをSkydriveにアップロードしていくため、エクスプローラからZ:\ドライブにファイルを追加する分にはすぐに終わるというわけだ。

    ローカルPC
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│┌──┐  ┌──┐│ ┌────┐
││C:\ │──│Z:\ │┼─│Skydrive│
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で、さっき挙げた問題点は、いったんキャッシュフォルダにため込んだファイルのアップロードを途中で中断した場合に、次に起動したときに再開してくれないということ。まぁ、今後の改善に期待。というか、Microsoftがそういうソフトを提供してくれれば一番手っ取り早いんだけどな。