se・きららプレイ中

「えすいーきらら」じゃなくて「せきらら」だった!てっきりシステムエンジニアが主人公で、泥のような開発が繰り広げられる毎日の中に生まれたきらきらな物語が始まるのかと(ry


ってのはさておき。


無料配布で話題になっていたので、早速ダウンロードしてやってみました。初めはフルプライスで売ろうとしていたらしいですが、確かにこれは通常価格で売られていてもまったく不思議ではない出来だと思います(ゲーム自体の評価はさておき)。

一方で、無料で配布してどうやってもうけを出すのかはとても気になるところです。良い作品を出してくれるところであれば、十分お金を稼いで次もまた良い作品を出して欲しい、というのがユーザの心情だと思うので、勝手ながらそこらへんはしっかりしていて欲しいわけです。

母体企業であるマックスファクトリーによる自社コンテンツのフィギュア化を念頭に置いたメディア展開も予定されており、既に登場キャラクターのアクションフィギュア『figma』が製作されているほか限定版には『figma 神楽亜矢 モーニングコーヒーver.』が付属する。
se・きらら - Wikipedia

というわけで、figmaブランドを確立させたこの会社だからできることではあるんでしょうが、社長のコメントを見る限りではやはり実験的要素が大きいようです。
無料配布の美少女ゲーム「se・きらら」インタビュー なんで無料にしたんですか? - アキバBlog
こちらの記事でも書いてあるとおり、figmaや他のメディアミックスで売るにしてもこのゲーム自体の評価がそれなりに良くなければ1銭も落ちてこないわけで、結構な博打ですよね。
Blogger Alliance | 404 Not Found


とはいえ、もともとこれまでエロゲを作っていなかったところがゲームを出すこと自体がすでに博打なのだから、同じように博打をするのではなく、この会社だからできる博打をやるっていうのはすごく面白いですね。
それに、普通にゲームを出すだけであれば既存のエロゲユーザのうちのさらに一部のユーザにしか届きませんが、無料配布によって潜在的に顧客になりうるユーザの獲得にもつながるわけで市場全体がもう一回り大きくなる可能性もあるんですよね。


そんなことを考えると、この試みはすごく応援したくなってくるわけですが、僕はfigmaにはあまり惹かれないのですよー。このゲームをプレイすることによってそんな壁さえも超えさせてくれることに期待しつつ。


そして、望美の保健室のシーンと最初のペッティングシーンが回想シーンで見れないことに憤慨しつつ、おやすみなさい。