サイエンスカフェ

農業と経済というテーマで大学の先生が講演して、集まった人たちでディスカッションできるという場で友人がファシリテータを務めるというので聞きに行ってみた。正直言って現状の問題がどう解決するのかさっぱりイメージが沸かなかったんだけど(基礎技術の説明をしているのを聞いてほんとに遊んでるだけじゃないかと思った)、それだけ人に関わる問題って難しいんだなと実感することが出来た。


前にアルゴリズムの授業で世の中には計算機が解ける問題と解けない問題があって、解ける問題はさらにNP(時間がかかる)やP(すぐ解ける)などに分けることができるという話を聞いた。NPに属する問題なんかを目にすると時間さえかければなんでも解けるんじゃないかと思ってしまうのだが、実際は世の中解けない問題だらけである。例えば「宇宙が誕生する前はなにがあったのか?」なんて問題を計算機が解けるはずが無い。


そう考えたら、解けるであろう問題を相手にしてる工学部って楽なのかもしれないと思ってしまう。