開発者の幸せと全体の幸せ


文中に全体最適という言葉がありますが、全体の最適化って一体なんなんでしょうね。別にkeraさんに突っ込んでいるわけではなく自問しているだけなのですが、「書類作成まで含めた上での最適化」にしろ「ユーザさんだったり、IT関連の事務の人だったりのコードレビュー」にしろ、開発者の開発コスト・運用保守コストは明らかに上がるわけで、開発者のモチベーションを犠牲にした業務フローのスムーズ化というのは見てて悲しいものがあります。開発したプロダクトのドキュメント作成ならまだしも、ユーザにコードレビューしてもらって一体誰が得するのか…。
情報セキュリティまわりの監査を通すためだとか、組織としての建前っていうのはあると思いますが、もうちょっとやり方っていうもんがあると思うのですよ。keraさんに限らずこういう話は就職する前からさんざん目にしているわけですが、やはり世間一般で「プログラム開発」というものが低く見られているんでしょうかね。


うちの会社は逆に開発者最適化されているような感じですが、自分含めて「中学生ぐらいの脳みそ」の人たちに囲まれて開発している身としては、実力のある人がよりよい周辺環境のもとで開発できるようになることを切に願うばかりです。