初高橋メソッド

公の場(一応プロ?の方から意見をもらえる)で高橋メソッドを使ってパソコン講座の模擬授業をやってみましたが、それについての意見はまったくありませんでしたね(笑)


高橋メソッドはぱっと見インパクトがあって面白そう!と感じましたが、一般的なプレゼンの表現手法とはまったく異なるので実際に使ってみるにはちょっと勇気が必要だなと使ったことはありませんでした。今回は意を決して高橋メソッドでスライドを実装(?)してみましたが、文字だけとはいえ作るのにはそれなりに時間がかかることがわかりました。


1時間の発表でスライド105枚も使うとは思いませんでしたが、それぞれのスライドについてどの程度の内容をどのように入れるかを考えるとそれなりに時間がかかります。作るのにかかった時間は大体4時間程度でした。


実際にプレゼンしてみた感想としては、高橋メソッドを「インパクト重視」と考えていましたが、発表が非常にスムーズに進められることがわかりました。まぁ、105枚もスライドを入れていれば話す内容のかなりを含むことは予想できると思いますが、普通にスライドを作って話そうとするよりも流れをしっかり作ることができました。


高橋メソッドはスライドにかける時間に比例してプレゼンがしやすくなるのかもしれないです。そういう意味では高橋メソッドは巨大なカンニングペーパーですかね(笑)プレゼンで「話すこと」が苦手だと感じている人には勧められますね。


一方で、あるスタッフからは複数の要素を含むまとまりを紹介したいときでも分割して表示しなければならないため、わかりにくいとの意見もありました。確かにその通りですよね。一文一文(または一文節)表示していくので全体がつかみにくいというのはあると思います。わかりにくいと感じたらそのときはあえて大きなフォントにこだわらず、まとめて全体を出してみるという思い切りも必要ですね。


さて、今回僕がいただいた評価ですが
「のらりくらりと眠くなりそうだが飽きさせない。つねに笑顔(にやにっ・・・まで言って言い換えられたw)で雰囲気が良い」
とこんな感じのことを言われました。ぱりっとしていないプレゼンであることは自分でもわかります。注目させるテクニックや聴衆の態度に応じた切り替え方などなどデリバリースキルに関しては全然できてない部分の方が多いのでまだまだ鍛錬が必要です。


もっとも準備を万端にしていくことが最初に必要ですがorz


[追記]
1時間のプレゼンに高橋メソッドを使うのは本来の趣旨とはちょっと違うのかもしれませんね。まぁ、効果があれば問題ないのですが。