書きたいことが書けない問題

夏休み中のここ2か月余りで,複数回の修羅場や徹夜を経験したわけですが,ここに至って忙しいときに日記を書けないのはもったいないことだと感じるようになりました.


上の記事でも書いたとおり,僕の場合の修羅場は往々にして実験のためのプログラムを必死に書くことに等しいです.必死になってプログラムを書くというのは,実験環境を整えたり,うまく動かない時に原因を探ったり,楽にプログラムを書くための設計を考えたり,プログラミングをサポートするツールを探したりといったように未知の情報をたくさん入手していくことなのです.さらに,実験結果を分析するためのExcelの使い方やLaTeXにうまく表示するためのTipsなどなど受け皿は山のようにあります.


自分のブログは(一応)技術系の内容を書いているので,研究の過程で見つけた自分にとっての新たな情報というのはどんどん公開していきたいと考えています.しかし,修羅場の最中というのは精神的に日記を書く余裕がありません.


夜食を食べている最中にニコニコを見て休憩することはできても,日記を書くのはためらってしまうという僕自身よくわからない理由ですが*1,実際最近はほとんど書けていません.


そして,たいていの場合見つけた半分以上の情報は後で余裕ができたときには(新しく見つけたということを)忘れてしまっているので,結局書けないことになります.


見つけた時点でいろいろメモすればいいんでしょうけど,後からメモを見返してもその情報に価値を見いだせなくなってしまっている自分がいるというとてもややこしい問題なのです.

*1:休憩時の作業が受動的か能動的かということに関係するのかもしれません