講師養成講座

今日は年2,3回の講師養成講座。


別に「講師」たるべき方法を教えてもらうわけじゃなくて、パソコン講座の運営方法とか講座の作り方の話をいただける場。一応プロフェッショナルな方から話していただけるのでなかなか( ゜Д゜)ウマーな機会である。


パソコン講座のスタッフはバイトしてお金もらっているんだけど、わざわざこういう講習会まで受けさせてもらえるのだ。生協さまさま。


んで、このとき必ずあるのが模擬授業。スタッフの誰かがイケニエとなって、プロの前で講師役となり説明する。たいていのスタッフはやりたがらないんだけど、ぶっちゃけかなりいい機会。といっても、講座の中では「講師のレベル」じゃなくて「講座の作りこみ・完成度」なんで、講師に対してはそこまで突っ込んだ意見はもらえない。しかし、講師初心者にとってはおいしいのは間違いない


僕の場合はたいしたことは言ってもらえなかった。
去年も講師養成講座で<模擬授業をやったんだけど、「やっぱり経験者だけあって、話せてるね」という意見をもらったのみ。つまり「まぁ、去年よりは上手い」ってだけで、どこがどう良いのか、悪いのか具体的な意見はもらえず(ダメじゃん)


まぁ、講座の中身についていろいろ的確な意見を言ってもらえるのでとっても使える。スタッフ同士の話し合いではどうしても後ろ向きな意見が多くなってしまうのだが、非常に建設的な話をしてくれる。


つまり、問題があるところを指摘した上でその場面に適合するアイデアも一緒に提案してくれるのだ。これはスタッフにはできない。そういう仕事の経験から来るものなんだろうけど、本当にすごいと思う。


例えば、インターネット講座メールのCC、BCCの説明。
担当の講師役は

TOにAさん、CCにBさん、BCCにCさんを指定してメールを送ったとします。
Aさんは自分宛のメールで、Bさんにもコピーが送信されたことが分かりますが、Cさんにもコピーが送られていることはわかりません。BさんはこのメールがAさん宛てのメールで、そのコピーが送られてきたことがわかります。Cさんにもコピーが送られていることはわかりません。Cさんは・・・

的な説明を「口頭のみ」で説明した。
まぁ、こういう説明だったらしないほうが良いのは誰でもわかるだろう。たぶん、この説明を聞いたら使い方を知っている人手さえ混乱する。まして、受講生なら聞いたとたん「不快感」だけ残して耳から通り抜ける。


その先生は以下のような説明をした。

あるグループ(3人ずつ向かい合ってます)のそばに行って、
それじゃ、彼が目の前の3人の女の子に一目ぼれしたとします。不精な彼は3人同時に「あなたのことが好きすきすkiss (はぁと)」というメールを送ることにしました。ここで、もし彼がTOに女の子3人を指定した場合どうなるでしょう?宛先欄を見たとたんに彼は消し炭と化すでしょうね。こういう場合はBCCに指定することで上手に3股をかけることができるんですよ〜。

と、一部編集してますがこういう方法もあるよと説明してくれた。この例がいいかどうかは人それぞれだろうけど、上の抽象的な説明よりは明らかに分かりやすい。そして、すごいと思ったのがこの話がすぐにできるということ。こういうものが即座にできるほどの蓄積があることを見せ付けてくれることで、自分もこの講師養成講座を安心して受けられるなぁ、と感じたできごと。

おまけ

どうでもいいけど、携帯でアドレス変更のお知らせするときにTOに入れてる人多すぎ!BCCを使って知らせる人が少ない。やっぱりBCCの存在や意義を知らないんだろうな。