骨折った
物理的な意味で。
フットサルしてて右足で踏ん張った瞬間にグギッ!とわかりやすい擬音を脳内に響かせて捻挫しました。病院に行く前からわりと痛みはありましたが、捻挫は年1回ぐらい経験してるので、「いつものようにこりゃまたしばらく運動できないなー」程度に思っていたのですが、
医者に行ったらレントゲン写真見せられて
「これは骨折ですね」
( ゚Д゚)ハァ?
(つд⊂)ゴシゴシ
( ゚Д゚)ハァ?
右側面の方がちょこっと折れてたらしい。正直、痛み的には去年捻挫したときと同じくらい(まあ結構痛い)だったので、今回も普通に捻挫だろうと思ってたので、捻挫→骨折に昇格したのはちょっと驚きました。そして、僕の記憶によると過去に骨折して病院に行った覚えがないので、これは初骨折やもしれません。
1ヶ月くらいで治るよ、と言われましたがやはり骨折となるとちょっと不安ですね。ちゃんとくっつくのかしら。なんか今右足を見なおしてみたら左足に比べて明らかに膨張してるし、指の付け根あたりが青くなってるしちょっと怖い。
タイプウェル全一突撃インタビュー
7年ぶりにタイピングオフに参加してきたのでレポート書くよ。とりあえず覚えてる範囲で書くけど、タイピング談義とかもうずっと録音しとけば良かったーと後の祭り。今回の参加者とは全員初顔合わせだったのでいろいろ印象を書きたかったけど、謎のままにして欲しい方もいそうだったので、そこらへんは省略。
他参加者のレポート
- OFFレポ - タイピングゲームは一日一時間 (俺さん)
- 全一タイパー鑑賞会 | How To Become A Typer (W/Hさん)
- 6/18秋葉原タイパーオフ―テル様に勝る手は無い― - gummi's typing+α (gummiさん)
- タイピング記(+α): 6/18 秋葉原タイピングオフレポート (テルさん)
- タイピングなどのメモ:タイピングオフ - livedoor Blog(ブログ) (eighさん)
- のんのメモ帳 (nonさん)
当日のタイムテーブル
12時アキバ電気街口集合
テルさん、tomoemon、w/hさん、eighさん、ぐみさん、俺さん
みんな割とイメージ通りな感じだったけど約1名の年齢を聞いて驚く。
遠征のテルさん以外全員1枚以上のキーボードを持参していることを確認。
12時10分ファミレス
各自自己紹介
俺さん「俺です」\ ドッ /
テルさんZJの速さでオムライスを食べる
みんなで手を合わせて手の大きさを確認したりして、はたから見たら男だけで何やってんだこいつらきもーって感じだったことだろう。基本的にテルさんからのネタふりで会話が進んでいったので、最初から最後までインタビューっぽくなっていた気がする。ファミレスでの話も後述。
13時アキバ電気街口でnonさん合流
13時5分ツクモパソコン本店でキーボード試打
PC画面付きでキーボード試打できなかったのですぐに移動
13時10分ツクモDOSVパソコン館でキーボード試打
PC画面ありでリアフォ可変荷重、リベルタッチ、マジェスタッチ、FILCO(間違ってるかも)などがつながっていたので全員で順々に試打。毎パソのテキストとかあったらいいですねーと言ったら、テルさんがさっと毎パソ英文テキストを取り出して打ち始める。
途中でみこやんさんが登場「どうもnigetterです」
店員にちらちら見られながらキーボードコーナーに1時間以上たむろ。
eighさんとみこやんさんのキーボードうんちく話をいっぱい聞けた。みこやんさんからリベルタッチをお勧めされたけど、確かに良いキーボード。リアフォとどっちを選ぶかと言われたら迷うレベル。リアフォに比べて同時打鍵に不安が残る(3キー同時押しはほとんど効かない)が、そこまでロールオーバーして打つこともないので、たぶんローマ字入力なら問題ない。
2、3人ずつに分かれていろんな話をしたりソリティアしたり。nonさんがo-ckさんばりの独自運指、というか両手2本指打法でびっくり。間近で見せられると驚く。普段はノートPCで打っているらしく、みんなからこれをお勧めされていた→キーボード
14時20分クレバリーに移動
テルさんゴムキーボードを触って「これはZIいけますよ」
テルさんミネベアのCOOL LEAFを触って「これはXDですね」
テルさんゴムキーボードをご購入。
μTRONキーボード「まあまあ良いけど試しに買うには高すぎるわな」で全会一致
15時クラブセガ新館に入る
以下TODとルパン
動画撮影とかチーム戦とか(チーム戦詳細はぐみさんのレポート参照のこと)
最初のプレイがテルさんとw/hさんの対戦で、テルさんがいきなり正確性98%を出した一方、僕は俺さんとの対戦で正確性71%というひどい数字をたたき出した。だってタイプウェルZJ*1で俺さん(ZG)の打鍵速度に勝てるわけねーじゃん、と思ったのだが、ふたを開けてみると意外にも打鍵速度は良い勝負でスコアも70点差(で負ける)という僅差だった。ぐみさんとnonさんはTOD初挑戦ということで、3面と6面にチャレンジしてもらった(させた?)。スタッフロールの最後は「しいのまさみつ」だよ!!
今回集まったメンツはTODガチ勢ではなかったけど、今後古参タイパーのガチ勢と対戦することがあるかもしれないとか考えると、もっとTOD慣れしときたいなーと思った。まずはタワーのクイズで「太陽にほえろ!」関連問題を覚えよう。dqmaniacさんのTOD攻略ページからリンクされている、questさんの攻略ページが現在は存在しないのだけど、WebArchiveで探したら見つかったので、みんな保存しておくといいよ!
TOD攻略ルーム
17時45分クラブセガ新館からパセラに移動
nonさん離脱。お疲れさまでした!
18時カラオケ部屋に入る(10人以上入れそうな大部屋)
全員が持ってきたキーボードをずらずら並べる(あー写真撮り忘れた)
タイプウェルをセッティングしてノートPCにゴムキーボードをつないでテルさんにタイプウェルをプレイしてもらう→ミスが多過ぎますm9(^Д^) ゴムキーボードはおそらく荷重100g〜200g(リアフォは30g〜45g)。しばらく打ってると指が痛くなってくるレベルのクソキーボード。テルさんは近いうちにゴムキーボードでZIを出して動画をうpする予定。
テルさんポケタイを始めてテンション上がる。
niruulさんが仕事を終えて参戦。
WeatherTyping対戦
tomoemonPCと俺さんPCを無線経由でつないで対戦。
以下ウェザタイ対戦。
おすぎさんのページでタイプウェルとエタイのWT用ワードが公開されててそれを使って対戦。
■おすぎのほ〜むぺ〜じ■−ダウンロード>タイピング関連
白い目の店員さんが持ってきた飯を食う組とガチタイピング組に分かれる。全員が数回対戦したけど、対戦結果は残ってないかも。niruul v.s. テル の時にniruulさんに「テルとかwwwザコいwwww」ってつぶやいてもらうために、テルさんにゴムキーボード使ってもらったけどテルさん勝っちゃった(´・ω・`)
その後、後述するようなタイピング談義いろいろ。
最後にtomoemonのリコーダーとぐみさんのボイパを合わせるイベント。
いや、まあ今日は僕リコーダー吹きに行ったんですけどね。
この曲→オリジナル曲「渡り鳥の夜明け」をアイリッシュ楽器等で演奏してみた。 ‐ ニコニコ動画:Q
22時解散
お疲れさまでした!
EX-FC150を使ってみんなの手元動画を撮ろうと思ってたのに、カメラ途中で壊れたっぽい(ノД`)マジないわー。
話し合いテーマいろいろ
全体的に三冠王テルさんへの質問と回答を繰り返すみたいな感じだったが、僕らタイパーを自負する人間であっても「あ、そういうもんですか……」「いや、そんなこと考えたことねーな」と理解に苦しむようなハイレベルな悩みを持って練習しているようで、さすが三冠様は違うなということをしみじみと感じた1日であった。
最適化するべき?
テルさんはなぜ最適化せずに標準運指にこだわるか、という話から最適化することのメリットとデメリットをあらためて議論。最適化することで確かにそのワードは打ちやすくなるが、同じかなであっても異なる運指を意識しなければならなくなるというデメリットは存在する。それが原因となってワードを認識する速度が低下するのではないかという不安がテルさんにはあり、現状、運指速度とワード認識の速度が拮抗していて、ワード認識速度を落とす可能性のある選択肢を取るのはリスキーという話だった。
最適化は指に覚えこませる行為でいったん習得してしまえばワードの認識速度はそれほど低下しないのではないか、とその場で僕が発言したが、僕自身AZIKで同じかなに対応するキーの選択肢が増えたことで、初見ワードの認識速度低下は強く感じている。かつ、タイプウェルでAZIK用の最適化を施し、何度も打って慣れたワードでも記憶の想起に時間がかかることがあるのも事実で、パターンを複雑化すればするほど記憶の想起が不安定になって、結果的にワード認識速度も不安定になるのかもしれない。
以上の経験からテルさんの不安はなるほどと思った。テルさんは「うんぬん」を「uxnnun:727777」と打っているが、これも他のワードで出てくる同じかなとの運指の変化をあえて付けないことで、安定した運指と認識速度を得るためということなのだ。人差し指ばかりそんなに動かして、運指速度の面で遅くならないのかと気になるところではあるが、テルさんの場合尋常でない速さで人差し指が動いているので、そこはボトルネックにはなっていない様子。
※僕の解釈で書いてるので違ってたらご指摘ください
タイパーにとってのtwitter功罪
割と適当にまとめた。
ツイッターによるつながりでタイパーが増えたりやる気向上は良いことだけど、twitterでつぶやいてばかりでブログとかにまとめないと知識の結集、再利用が難しい。興味深い一連のツイートをしても後から参照しにくい。タイパーTLだけを見ても変態ツイートと日常ツイートとタイピングツイートがまじっててわけわからん。かといってtogetterでまとめるのだるい。
往年のぽぷらさんとか見習ってみんなブログ書こう!!
変態ツイートをブログに書かれても困るけど、たまに誰かがつぶやいてる面白いネタはブログに書いて欲しいなと思う。twitterの方が投稿しやすいから、というのが難しいところではあるけど、あっさりTLの川に流しちゃうのはもったいないようなことがいっぱいつぶやかれてるんだよね。自分の思考とか試行の結果はもっと大事に残して欲しい。
タイプウェルって何がいいんだ?
ぼそっとリアルでつぶやいたらなるほどと思える回答がもらえた。
1回のトライにおけるプログラム側のランダム選択によって受ける影響が少なく、自分のスキルを反映していると確信が持てる。細かいレベル設定や記録詳細と合わせて自分の成長を実感できる。
前半が大事。1回のトライで数ワードしか出ないのであれば運ゲーになってしまうけど、タイプウェルはそうではないということ。タイプウェル国語Rは1万語を収録して毎回400打鍵になるように単語を抽出しているのだけど、「400打分」の単語を抽出して打たせるというのは絶妙なバランスだったんだなと思う。
タイプウェルは神ゲー
タイプウェルは神ゲー
タイピング界の発展って何?何を目指す?
数年前に比べたら最近のGANGASは毎回の更新盛り上がってるよね、という話の流れから僕が質問した気がする。
- ゴールなんて無い
- オリンピック競技になる
- タイピングアニメ化
- 趣味はタイピングですと言ったときに、その意味するところをイメージしてもらえる
タイピング界の定義がそもそも曖昧なのであれだけど、みんなの意識はタイピング界の「中」ではなく「外」に向いているという印象。タイパーやタイピングそのものがどうこう、というよりは外との関係向上を望んでいるのかな。
こんな意見もあった。
- 競技タイピングが一般的になってタイプウェルでZJ出せるような人がゴロゴロしてる世界ってちょっといやですね
僕は狭い世界だからこそ得られる楽しみやメリットというのもあるし、一般的になることが必ずしも良いことだとは思ってない。ただ、多くの人が参入していろんなことにチャレンジすることで、より多くの知見が得られるだろうし、タイピングそのものをより深く掘り下げられる可能性は高まる。って考えるとタイピング界の人口が増えることって悪くないんだよなー。
これからの電子ピアノの話しをしよう
電子ピアノは普通に使うだけでも、音色を変えたり音量を変えたり、ヘッドフォンを使ったりとアコースティックなピアノに比べて便利な点は多いですが、まだまだ使いやすくすることができるのです。今日紹介するのは少し複雑な構成ではありますが、慣れるととても演奏しやすい、電子ピアノのメリットを最大限に活かしている!かもしれない演奏スタイルです。
(※画像をクリックすると拡大して表示されます)
この構成でこんなことができます
- PDFの楽譜をディスプレイで表示して演奏できる
- ペダルを使ってPDFのページめくりができる
- サードパーティのピアノ音源で演奏を楽しめる
- mp3ファイルなどの外部音源と合わせて演奏できる
当初やりたいことは単純にノートPC上で別の音源を使って良い音で演奏したい、だけだったんですが、PDFの楽譜が手元にたくさんあったのでディスプレイで表示したい、ディスプレイで表示してるならペダルでページめくりしたい、といろいろやっていたらこうなっていました。
GalaxyTabのところはiPodでもなんでも良いのですが、GalaxyTabだとネットワーク経由でPCにあるmp3ファイルもそのまま再生できるので便利です。ノートPC上でそのまま曲を再生できれば一番良いのですが、Pianoteqを起動した段階でASIOドライバがサウンドデバイスを独占してしまうので、ノートPC上で音楽プレイヤーを再生しても音を鳴らすことができないのです。
ちなみに、演奏する前にやることは
- ピアノのふたを開ける&ピアノの電源を入れる
- ノートPCをスタンバイから復帰(5秒くらい)
- ピアノの上にLEDディスプレイをのっける(1kgちょっとなので軽いです)
- 演奏したいPDFファイルを開く(普段はスタンバイから復帰してすぐ開いている状態)
趣味でやっていることで練習をサボるのを回避するには、練習開始までの手間をできるだけ減らせ、と言われますが、これでは逆に手間が増えてしまっています。でも、ピアノの上にディスプレイを載せるのは楽譜を載せるのに対応しますし、演奏したいPDFファイルを開くのは該当するページをぺらぺらめくるのと同じです。なにより、これによって増えるわずかな手間をものともしないメリットがあるのです。
ノートPCで鳴らすPianoteqの音源も気に入っていますが、なによりこの構成でしかできない
ペダルによるページめくり
は恐ろしく便利です。とってもお勧め!!
利便性を考えれば手元にある紙の楽譜を全部電子化しちゃいたいのですが、紙の楽譜が残らないのはそれはそれで寂しいのでどうしようか考え中です。
あと、今回は演奏時の例でしたが、鍵盤で入力しながら曲の耳コピをするときはペダルを音楽プレイヤーの5秒戻る、5秒進む、一時停止に割り当てたりするととても便利です。思いがけず、フットスイッチを使ったテープ起こしと同じ状況を再現していました(!)
備考:ペダルについて
真ん中のペダル(ソステヌートペダル)と左のペダル(ソフトペダル)はMidiKeyUtilityによって左矢印キーと右矢印キーの入力に変換されますが、そのままだとPianoteqにもMIDI信号が行ってページを移動する際にわずかな音色の変化が起こってしまいます。Pianoteq側で一部のMIDI信号を無視する機能があるので、それを使って2つのペダルの信号は無効にしています。
本来は演奏に使うべきなんでしょうが、どんな曲でこのペダルを使えば良いのかわからないので、こういう曲で使いますよ!というのをご存知の方教えてください><
参考
- MidiKeyUtility: MidiKeyUtility Ver.1.00 リリース|TAKABO SOFT
- Pianoteq PLAY: MODARTT | Pianoteq » Pianoteq
- ノートPCとLP-350のMIDI接続: UX16 - USB-MIDIインターフェース - ヤマハ株式会社
そんなESで大丈夫か?
ブックオフで最近買いました。1冊105円也。
- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04/10
- メディア: 新書
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8年前にバカバカと売れてましたが、おかげさまで後から読むには手に入りやすくてありがたい。この本については全体を通して納得できる話・できない話が半分半分といった感じですが、今日は納得できた話の一部を抜粋。
会社でもどこでも組織に入れば徹底的に「共通了解」を求められるにもかかわらず、口では「個性を発揮しろ」と言われる。要するに「求められる個性」を発揮しろという矛盾した要求が出されているのです。
個性の話はちょうどこの前母親と飲んだ時に出てきて、気になっていたタイミングでこの本を読んだので印象に残りました。母親は今年に入ってから通信で美大に通い始めて、文学史やら美術に関するレポートを書いたり、デッサンを描いたりと大忙しらしいのですが、この前スクーリング*1で、大学のセンセイから
私は写実的な絵とか綺麗な絵は求めてない、個性的な絵が見たい
と言われたらしいのです。その話を聞いて母親に「個性的ってどういうことだと思う?」と聞いてみたところ、「四角いものを見て丸く描くとかそういう感じ」と答えが返ってきてその場はそれで終わったのですが、写実的な絵がなぜ個性的ではないのかということについていまいち納得がいきませんでした。
それに対する回答の一つが先程の「求められる個性」、言い換えると「好み」なのだと思います。僕は「個性」という言葉は「自然」*2と同じくらい欺瞞に満ちていて気持ち悪く感じるのですが、どうも便利な言葉らしくその意味を明確にしないままにみんながよく使っています。
こせい 1 [個性]
その‐人(物)に特有の性質.
三省堂 Web Dictionary
ヒトである以上、身体的にも精神的にも特有の性質だらけであって個性が存在しないわけがなく、むしろ特有の性質だらけの個体から共通の性質を見つけることが人間的であるとさえ思います。特有の性質はもともとたくさんあるのだから、逆に言えば、個性というものを取り出してこようとすると、必ず誰かの意図が介在することになります。
例えば「個性を尊重した教育」なんていう言葉がありますが、これは言い換えれば「生徒の持つ性質の中で教師が好ましいと思うものを尊重した教育」と言えるのではないでしょうか。そんなことを明確に言うことはできないので、個性なんていう言葉になるわけです。就活を目指している人を対象に言えば「会社が好ましいと思う性質を尊重する教育」になるでしょう。
少し前に妹の就活相談を受けて、これまでに受けた会社の一覧と提出したエントリーシート(ES)、自己分析シートなどを見せてもらいましたが、まあ個性的であることは間違いありません。自己アピールは完全に自分語りで採用する側へのアピールになっていなかったり、ところどころ日本語がおかしかったり、応募する会社のことを特に調べずにエントリーシートを書いていたりと、突っ込みどころ満載です。
前述のこともあって「個性的な学生を求めてます」なんて会社には僕は絶対入りたくありませんが、おそらくそういうことを標榜している会社であっても、妹を採用したいとは思わないでしょう。そこにはその会社の「求める個性」があり、それを理解してその性質を持っているとアピールできる学生が採用されるはずです。
まあ、多くの会社はこういう学生が欲しい、と求める個性をちゃんと明示しているはずなので、妹にはもう少しそこを意識してもらいたいところですけどね。そうでない会社は怪しいのでやめておきましょう。
妹に対して「日頃のアウトプットが足りないんじゃないの」などと偉そうなことをのたまっておきながら、てめーが全然アウトプットしてねーだろと自戒しつつの今日の日記でした。
AZIKウェザタイでLv9達成
くろのさんがウェザタイ配信してるのを見て久しぶりに起動してみました。2年前に出したLv7が最高だったのでちょっとやってみたらLv9が出ちゃいました。Lv9とかQwertyでやってたときは考えられなかったのになー。あらためてAZIKはすごいと思いました。
AZIKは文字列を打つときの打鍵候補が多く、最適な系列で打とうとすると判断に時間がかかるため、いわゆる溜め打ち*1が非常に大きな効果を発揮します。
なんだっけ。キーの最適化と運指の最適化で別の用語があった気がしますが、主に前者の話です。逆に言うと「初めて見る単語」で「即時の入力が求められる」と僕のAZIKは弱いです。まあ、これは以前から言ってる話ですね。
練習次第で即時対応能力が身につくのかもしれませんが、直感的に難しそうに思えます。また、AZIKの本質的な部分(Qwertyはできるだけそのままにして楽な打ち方を増やす)に関わる話なので、配列をどうこうして解決することも難しいでしょう。
と、深刻そうに書いてみましたが、実際のところ特に問題はありません。毎パソの課題を初見で打つ場合なんかは影響ありますが、あれは変換の方がボトルネックになりがちです。変換いらずでtwitterのタイムラインを打っていくようなタイピングゲームが出たら、かなり大変かもしれませんけどね!
追記
通常表記 括弧書き表記 指配置最適化 通常の担当指最適化 パターン別担当指最適化 パターン別の担当指最適化 パターン別入力方式最適化 パターン別の綴り最適化 鍵盤配列wikiにおける運指法の細分化について、ぶったーさん方式で大丈夫そうだな……と思う。 - 雑記/えもじならべあそび
パターン別入力方式最適化とパターン別担当指最適化。
*1:1打鍵目から最速で打てるように、文字列を見て最適な打鍵を脳内で組み立ててから打つ
javascriptで正規表現ぺろぺろ
正規表現の話はweb上の至る所に書いてあるので、今さら書くまでもないですが復習ついでにちょろっとまとめておきます。プログラマーなら知っていて当然、知らなきゃもぐり認定されます(します)。プログラマー以外のPC事務に携わる人にとっても便利な概念だと思いますが、そこまで使用頻度が高くないと結局忘れてしまうので、無理にはお勧めしません。
例えば
1 nanoha 2 fate 3 hayate
を
1 "nanoha" 2 "fate" 3 "hayate"
のように置換したい場合、10行程度であればメモ帳+手作業でもOKですが、10000行ある場合は何らかの方法で自動化せざるをえません。テキストエディタ+正規表現を使えばお茶の子さいさいですが、この場合だったら正規表現を知らなくてもエクセルを使ったセル間の文字列結合(not VBA)でも実現することができます。適材適所で必要な知識を身につけましょう。無理強いダメゼッタイ。
さて、正規表現の話。主にjavascriptを使っていきます。
正規表現リテラル問題
javascriptで正規表現のマッチングを行うときにまず正規表現オブジェクトを生成する必要があります。リテラルを使うかnew演算子によって生成します。
var pattern = /nanoha/; var pattern = new RegExp("nanoha");
この2つは等価……と思いきやそうでもない
JavaScript正規表現メモ。 - こせきの技術日記
Firefoxの正規表現リテラルは、状態を持っている。(なにそれ こわい)
gフラグを使うときは new RegExp(); を使おう
ただし、エスケープが面倒なので new RegExp(/nanoha/); がお勧め
正規表現エスケープだるい問題
\1,980 にマッチする正規表現
/\\1,980/ //or new RegExp("\\\\1,980")
文字列リテラルで\を表現するためにエスケープが必要で、正規表現の中で\を表現するためにさらにエスケープが必要になります。言語によってはさらに恐ろしいことに…。ユーザ入力などの動的な文字列から正規表現オブジェクトを作ることは少ないと思うので、javascriptの場合は基本的にリテラルを使うのが良いです。
文字クラス覚えられない問題
- [...] 角括弧内の任意の一文字
- [^...] 角括弧内の文字以外の任意の一文字
- . 改行以外の文字( [^\n]と同じ )
- \s 任意のUnicode空白文字(Unicodeがミソで全角空白も含む)
以下略、僕は文字クラスをよく忘れるので基本的に角括弧内で明示的に文字種を指定してます。
どこまでマッチするの問題
繰り返しの指定。{n,m}はほとんど使ったことないですね。
たいがい + か * か ? で事足ります。
- a{2,3} aが2個または3個マッチする
- a{2,} aが2個以上マッチする
- a{3} aがちょうど3個マッチする
- a? aが0個か1個マッチする ({0,1}と同じ)
- a+ aが1個以上マッチする ({1,}と同じ)
- a* が0個以上マッチする ({0,}と同じ)
- aは任意の文字(任意の正規表現)
たまにひっかかるのが /a+/ と /a+?/ の違い
わかりやすい例で言うと /
/<a.*>/.exec("<a href='nanoha.com'>nanoha chuchu</a>")
/<a.*?>/.exec("<a href='nanoha.com'>nanoha chuchu</a>")
正規表現の繰り返しは基本的に文字を消費できる限り続けようとします。上の場合は /.*/ によって最後の "< /a>" の "a" までマッチし続けます。一方、/.*?/ にすると文字を消費せずに次のパターン(ここでは />/)に進める場合は移動します。
括弧が多くてわけわからん問題
正規表現中の括弧には3つの役割があります。下の2つは一緒と言えば一緒ですが、正規表現上からの参照とプログラムからの参照で違う気がしたので分けました。
- 正規表現のグループ化
- マッチした文字列の後方参照(前方参照とも)
- マッチした文字列のキャプチャ
正規表現のグループ化
/(nanoha |fate )*peropero/ //=> "nanoha nanoha fate fate nanoha peropero" にマッチ
マッチした文字列の後方参照
/(.+?)かわいいよ\1/ //=> "なのはかわいいよなのは" にマッチ
マッチした文字列のキャプチャ
/(.+?)かわいいよ\1/ //=> "なのはかわいいよなのは" にマッチ // プログラムからは"なのはかわいいよなのは"と"なのは"を取得できる
グループ化したいけどキャプチャはいらない場合
/(?:nanoha |fate )*peropero/ //=> "なのはかわいいよなのは" にマッチ // プログラムからは"なのはかわいいよなのは"だけ取得できる
先読みってなんじゃらほい
正規表現の能力アップさせるための拡張です。
まるなげー
正規表現の先読みについて解説してみる - (rubikitch loves (Emacs Ruby CUI Books))
否定先読みの機能は否定が苦手な正規表現にとってありがたい機能ですが、肯定先読みの使いどころがいまいちよくわからないんですよね。
/foo(?=.+1)b/ //=> "foobar1" にマッチして "foob" をキャプチャ
下の正規表現で同じことができる気がします。誰か使いどころの違いとか便利な使い方を教えてください。
/(foob).*1/ //=> "foobar1" にマッチして "foobar1" と "foob" をキャプチャ
後読み(戻り読み)ってのもありますが、Javascriptでは使えないようです。
JSでの正規表現の使用例はここのサイトを見ましょう。
JavaScript正規表現メモ。 - こせきの技術日記
/hoge/.test(string) は使いやすくていいですね。
pythonにも欲しいなぁー
test, exec, matchで大概事足りますが、マッチした位置も欲しいという場合があるので、そういうときは順繰りループを回しましょう。gフラグ付きの正規表現オブジェクトにexecすると、前回マッチした位置を記憶するので、ループで順番に取り出すことができます。定型文ですね。
var pattern = new RegExp(/peropero/g); var text = "nanoha peropero 3peropero fate peropero 6peropero"; var result; while((result = pattern.exec(text)) != null) { alert("Matched '" + result[0] + "'" + "at " + result.index + "; next at " + pattern.lastIndex); }
正規表現どこにマッチする問題
正規表現自体は言語を問わずだいたい一緒(先読み後読みなどの拡張の違いはありますが)ですが、各言語やライブラリで用意している関数で微妙に挙動が違ったりするので注意しましょう。
javascriptの場合
"piyohoge".match(/hoge/) // => "hoge" にマッチ
pythonの場合
import re re.match("hoge", "piyohoge") # => マッチしない re.search("hoge", "piyohoge") # => "hoge"にマッチ # matchは pattern が先頭で一致しなければ一致しない
findコマンドの場合
カレントディレクトリにpiyohoge.txtファイルがある場合
find . -regex "hoge" # => ヒットしない find . -regex ".+hoge.+" # => ./piyhoge.txtがヒット # ファイル名全体にマッチする正規表現じゃないとヒットしない
なのはぺろぺろ
というわけでおしまい。
ニコニコミュージカル「DEAR BOYS」「ココロ」
両公演とも全日程終了したのでネタバレを心配することなく感想を書こうかと。もともと感想書く気はなかったんだだけど、今日こんな記事を見てたらなんとなく書きたくなった。
いい作品で愛情込めて繊細に作ってきたのに台無し。
舞台監督がこれだけ怒るのはあり得ない。
おはようございます。|暇つぶしBlog
おはようございます。|暇つぶしBlog
おはようございます。|暇つぶしBlog
ココロの舞台監督をやった方のブログらしく、公演中の日記はこんな感じでスタッフや役者への不満がつづられている。ブログに不満をぶちまけるのが「大人な対応」かどうかは分からないが、まあどっちが印象に残ったかといえば圧倒的に DEAR BOYS なので、そんな内情も関係あるのかなと思ってしまう。
この舞台監督さんはニコ動には関心がないようで、ニコニコミュージカルという枠組み自体もあまり快く思っていない様子。演劇は劇場に観に来てなんぼだろ、という姿勢はまあわからないでもない、というか僕もそう思う。
劇場に来ないと空気感が伝わらないっていうのは誰でも「ああそんなもんかな」と思えるだろうけど、実際のところ劇場で座っている客はただただ受け身なのではなく、見てる側も緊張している。演劇に限ったことではないけど、部屋にいながらPCを眺めてるのとはわけが違う。トイレに行きたくなったら気兼ねなく席を立ち、ポテチを食べたくなったらボリボリ食べれるという状況ではない。見る側も真剣、だから「わざわざ劇場に来たんだからちゃんと面白い演劇見せろや!」っていう意識でいるし、面白いことしてくれたらおもいっきり笑う。それが空気感を感じるということだし、むしろその空気感を作っている一員であるとも言える。
と、ここまで書いてライブに行く人は説明するまでもなくよく分かるだろうなと思った。サイリウムを振っていればそのライブを見るだけじゃなく、その雰囲気を作る一員であることを実感できるのと一緒。
そういう意味ではニコミュのネット視聴は気軽さを求める客層にとっての良い選択肢であるとも言えるんだけど、現状ではただのネット配信でしかないんじゃないだろうか(ネット視聴したことないけど)。スタッフにもニコニコのなんたるかを理解してもらい、かつ場の空気感とかそういうものにまで入り込めて初めて「ニコニコ」ミュージカルになるんじゃないのかと思う。
以下感想
個々の作品の感想書こうと思ったけど、なんかそういう流れじゃなくなってしまった。とはいえ、せっかくなので頑張って感想書く。
先に見たのがDEAR BOYSで、その次がココロだったんだけど、ろくに期待もせずに見に行ってDEAR BOYSでド肝を抜かれた。原作を読んだのはずっと昔でキャラもストーリーもおぼろげだったけど、見ているうちにありありと思い浮かんできて、あっという間に終わり、最後に「熱」と「爽やかさ」が残った*1。約1時間ずつの2部構成だったんだけど、特に第2部は本当に一瞬でもっと続きを見たいと強く感じた。
通常の掛け合いシーンや歌の場面も良かったが、役者達がステージ上で実際にバスケットをしていたのが緊張感があって印象深かった。ただボールを回すだけじゃなく、実際にゴールも用意してあって重要なシーンではシュートをする。もちろん、外れることもある、外れたら同じシュートのやり直しで流れが悪くなってしまうため、シュートは確実に決めなければいけない、そういうプレッシャーを演者だけじゃなく客も感じられる。そんな演出の仕方もあるんだ!?と驚いたし、役者たちも相当練習しただろうと思われるボールさばきでぐうのねも出なかった。
ココロはタイトル通り心を持ったロボットにまつわる話で、本当の心を持ったリンと人間らしく振る舞うけど心は持っていない2号機の現代と未来の物語。根幹にあたる心についてはあんまり細かいことに触れないで済ませていたので物足りなさは残った。
- 「どうして未来のロボット(疑似人格)は本当の心を求めようと、変化を求めようとしたのか」
- 「どうして2号機の疑似人格では変化が生まれないのか」
- 「結局、リンと2号機の違いはなんなのか」
あたりが疑問点。まあ、細かいことはてめーで考えろや、という方向性なのかもしれない。思い出しながらもう少し考えてみる。
上でDEAR BOYSの方が印象に残った、と書いたけど感想を書いてるうちに、元々の話自体に動きや勢いのあるDEAR BOYSの方がパッと見の印象には残りやすいのかもしれないな、と思った。
一応フォロー。
あと駄文。
物語に登場する「欠陥のある心」を持つ人間以外の個体はたいてい「本当の心」を求めようとするけど、「心」が人間という入れ物*2にしか宿らないものであるのなら「本当の心」を持つことはありえないし、そうでないのならその個体にとっての「本当の心」はすでに持っていることになると思っている。
すべてのものには心が宿るという考え方で言えば、ものは生まれながらにして「本当の心」を持っていることになるし、まあ「心」の定義次第だよね。なので「本当の心」議論はいまいちどれも好きじゃないというか、納得行かないものが多い。